私もその一人だが、辺野古阻止を願う一般の市民が、ハワイ在住の沖縄系4世ロバート・カジワラさんという人が昨年12月8日に呼びかけた辺野古阻止の請願署名に、熱心に働きかけている。
おかげで、呼びかけから10日後の12月18日には、目標の10万人以上の署名が集まった。
これで米政府は請願を受け付けざるを得なくなった。
そして回答せざるを得なくなったのだ。
そこまでは知っている。
しかし、その後の動きがまったく報じられない。
どれくらい集まったのだろう。
私は繰り返し訴えて来た。
10万人に甘んじてはいけないと。
桁違いの圧倒的署名が集まってはじめて大きな意味を持つと。
そうなれば間違いなくトランプ大統領は辺野古建設を見なおすと言い出すだろうと。
そして、桁違いに署名を集める事は可能だ。
何しろ国籍を問わず、世界中の13歳以上がネットをクリックするだけで署名出来るからだ。
日本だけでも、世論の多数は辺野古建設に反対だからだ。
ところが、その動きがまるで見えてこない。
そこでふと気づいたのだが、なぜデニー玉城知事は、ローラたち芸能人の呼びかけに感謝するだけではなく、自ら率先して沖縄県民に署名を働きかけ、政治活動に発展させようとしないのか。
なぜ野党の党首たちは、自ら署名し、それを明らかにして世論に働きかけようとしないのか。
彼らは皆、辺野古阻止を訴えていたのではなかったのか。
玉城知事や野党党首がこぞって、彼らの支援者に呼び掛ければ、圧倒的な数になるだろう。
そして、なぜメディアはこの署名の事をもっと報じないのか。
安倍政権に忖度するメディアが無視するのはわかるが、この署名活動を真っ先に取り上げた東京新聞でさえも、続報をする気配はない。
なぜ辺野古阻止署名キャンペーンをしないのか。
彼らもまた本気で辺野古阻止をする気がないということなのか。
不思議でならない(了)
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