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東京医科大学不正入試問題の最終報告書に思う

 世の中はすでに年末年始の休みに入った。

 政治ニュースはしばしなくなり、テレビは過去の特集や娯楽番組ばかりだ。

 そのタイミングを見計らって重要な発表がなされることが多い。

 きのう公表された東京医科大学の最終報告書もその一つだ。

 それを報じるきょうの記事が書いている中で、最大の注目点は複数の国会議員の口利きがあったことを認めているところだ。

 ところが国会議員の名前が特定されていない。

 果たして年が明けて政治が再開した時、この国会議員の名前が特定され、東京医科大学の不正入試問題に関する最終報告書が政局になるのだろうか。

 結論から言えばならないと思う。

 なぜか。

 それはこの国会議員は与野党の国会議員がともに含まれているからだ。

 与党議員だけなら、あるいは野党議員だけなら、どちらかが攻め立てて政局になる。

 ところが与野党の議員が含まれているから政局にはならないのだ。

 国会議員そのものがどうしようもない連中だと世論から批判される。

 それだけは避けたいという思いは与野党共通なのだ。

 まさしく与野党政治家たちのなれ合いである。

 私の予測がはずれ、国会議員の名前が特定され、その政治家たちが政界から一掃されることになることを願う。

 いまの政治が八百長でない事が証明されることを期待する(了)

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