新党憲法9条

憲法9条それは希望

何もかも無茶苦茶な今度の防衛大綱と中期防衛力整備計画

 きのう12月18日に閣議決定された防衛大綱とそれに基づく中期防
衛力整備計画は、何から何まで無茶苦茶だ。

 その中身が無茶苦茶なのは言うまでもない。

 専守防衛の完全な否定であるにもかかわらず、専守防衛を守っている
と言い張る。

 いずもの空母化を空母化していないと言い張る。

 その理由は、必要な時だけ戦闘機を搭載するからだという。

 誰が見てもこれは冗談だ。

 集団的自衛権の行使は年寄りや赤ん坊を助けるためだと言ってみたり、
9条を否定しながら9条は変えないと言ってみたり、

 自衛隊を米軍と一体化しようとしているのに、これまでの自衛隊と何
も変わらないといってみたり、

 自衛隊の明記を追加するだけの憲法9条改憲のどこが悪い、

 などという、これまでの安倍首相の無茶苦茶ぶりとまったく同じだ。

 しかし、無茶苦茶なのは、その内容だけではない。

 その作成過程がまた滅茶苦茶なのだ。

 政府内部での議論は一切なく、安倍首相と内閣安全保障局(NSC)とい
う一握りの官邸閣僚によって基本方針(防衛大綱)が決められ、それを
安倍首相の傀儡のごとき河野克俊統合幕僚長率いる自衛隊が具体化(中
期防)したのだ。

 まさしく、国防政策の私物化である。

 そして、こんな事になることは、とっくの昔に皆が知っていたのに、
政治もメディもそれを事前に食い止めようとはせず、閣議決定されては
じめて騒ぎ出している。

 しかも、本気で騒いでいるのではない。

 ましてや、それを阻止する気はない。

 無茶苦茶だ。

 無茶苦茶ついでに言えば、立憲民主党の腰砕けぶりだ。

 専守防衛に反する可能性が大きいと批判しているけれど、可能性どこ
ろの話ではないのだ。

 完全な専守防衛の否定であり、憲法9条違反なのだ。

 だから野党第一党である立憲民主党は党を挙げて大騒ぎしなければいけ
ないはずなのに、この冷静さはなんだ。

 これでは日本の国防政策は安倍首相の思い通りに事が運ぶ。

 何もかも無茶苦茶だ。

 2018年12月18日は、憲法9条が安倍首相にとって完全に否定された日として、語り継がれる日になるだろう。

 日本から防衛論争がなくなり、野党が存在理由を失う日になる(了)

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