安倍政権が野党潰しに動くまでもない。
野党がひとりで勝手に自滅しつつある。
そう思わせる記事を見つけた。
ひとつはきょう12月6日の朝日と日経の記事だ。
ついに立憲民主党と無所属の会が一つになるという。
無所属の会とは、岡田克也や野田佳彦といった旧民主党の幹部の集まりだ。
民主党政権の失敗の責任者たちがその失敗を総括することなくかつての子分たちと合流するのだ。
これでは旧民主党の復活だ。
とても国民の支持が得られるとは思えない。
もうひとつの記事は立憲民主党の実情だ。
今日発売の週刊文春(12月13日号)が教えてくれている。
立憲民主党の辻元清美国対委員長の評判が立憲民主党内ですこぶる悪いという。
野党第一党の国対委員長でありながら自民党にすり寄っているという。
それを見事にあらわしたのが11月28日に開かれた自らの政治パーティの招待客だという。
自民党の国会対策幹部を軒並み招待したらしい。
みずからも、「国会は本当に芸術・・・ぶつかって終わりではない」と語っているという。
それに内部批判が出ると、愚痴をこぼしたという。
「誰を信じたらいいの。私ばっかりが毎日戦っている」と。
「枝野さんはカラオケばかりだし、長妻さんは政策ばかり」だと。
その辻元清美を、今度は、今日発売の週刊新潮(12月13日号)がこう教えてくれている。
恐喝未遂や威力業務妨害でつかまった生コン業界の労組から献金を受けている辻元清美は政権に弱みを握られて身動きできない状況にあると。
ついでに言えば週刊新潮はこうも書いている。
共産党の志位委員長は亀井静香元衆院議員と「月刊日本」誌上で対談し、マルクス・レーニン主義と言う言葉はもはや使わなくなった、天皇の制度とは長期にわたって共存していく、などと語ったという。
共産党もまた本来の共産党を捨て、自滅しつつある(了)
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