何度も書くが、軍国化していく日本の姿が報道されない日はない。
きょう11月28日もまた各紙が一斉に書いた。
政府は護衛艦「いずも」を「空母化」することを、年内に見直す「防衛計画の大綱」に明文化する方向で調整に入ったと。
この手の報道の書き方は、いつも「決めた」ではなく、「検討している」とか「調整に入った」である。
つまり、まず観測気球をあげて、野党や世論の反応を見ているのだ。
ところが、野党はまるで反応しない。
野党が騒がなければ世論は気づかない。
かくて、安倍政権はその通り決めていく事ができるのだ。
おりからきょう11月の読売新聞が書いた。
政府は最新鋭ステルス戦闘機F35を最終的に80-100機追加導入することを検討していることがわかったと。
護衛艦「いずも」の改修による空母化が検討されており、F35の離着陸が可能になると。
なにもかも出来過ぎている。
この国から護憲政党が限りなく無力になり、憲法9条の日本は音を立てて崩れようとしている。
今の政治の一番重要な事は、打倒安倍政権の為の野党共闘などではない。
真の護憲勢力の結集である。
新党憲法9条のような国民政党がどうしても必要なのである(了)
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