韓国の最高裁がひとり悪者にされているごとくだ。
すなわち、韓国の文在寅大統領は司法の中立性を強調して、裁判所の判決に従うと逃げ続けた。
一方の安倍首相は、「ありえない判断だ」と口を極めて韓国最高裁の判決を批判する。
私が韓国の最高裁長官なら日本の最高裁長官の悪知恵に学んだろう。
その通りだ。
在日米軍は憲法9条違反かどうかをめぐる1959年の砂川裁判において、高度の政治的判断を要する事案は裁判にはなじまないという統治行為論を持ち出して、見事に政治判断を避けた、あの田中耕太郎最高裁長官の事だ。
田中耕太郎にならって政治にすべての責任を押しつけるべきだったのだ。
戦後の韓国は何事も日本を意識し、真似たり、競い合ったりしてきた。
いまこそ田中耕太郎の稀代の屁理屈を持ち出すべきだったと私は思っている(了)
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