安田さん解放の記事の中で、共同通信が配信して地方紙が報じた記事にこういうのがあった。
つまり、安倍首相は2015年のフリージャーナリスト後藤健二氏殺害の例を見るまでもなく「テロ組織とは交渉しない」との立場を維持して来た。しかし、最近になって日本人交渉者の影がちらつくと。
交渉の経緯を知る関係者は、「約2か月ほど前から民間人を名乗る日本人数名がトルコ入りするなど、仲介役と身代金について協議して来た」と証言していると。
もしこの記事が正しければ、そして私は正しいと思うが、安倍政権は私の書いた通りに行動したということだ。
私はかつて安田さんの救済について、なせ安倍政権は動こうとしないのか、愚かだと書いた。
安田さんの誘拐は、後藤さんの時のようなイスラム国の犯行ではなく、身代金目当ての組織による可能性が高い。
だから身代金を払えば間違いなく救出できる。
なぜ安倍首相は官房機密費を使わないのか。
機密費についてはいくらウソをついてもいい事になっている。使っていないと言い通せばいいのだ。
機密費を使って安田さんを釈放出来れば支持率はアップする。
その逆に後藤さんの時のように殺害されてしまったら、支持率はさらに下がる。
安倍首相が安田さん救出に動かないのなら、あまりにも愚かだ。
私はそう書いた。
その助言になった。
やればできたじゃないか。
なぜもっとはやくやらなかったのか。
日中関係改善と同じである。
低迷したままの支持率を上げるには、もはや安倍首相は何でもするようになったということだ。
追い込まれているという事である(了)
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