沖縄知事選の自民党候補者の応援のため、小泉進次郎は何度も沖縄入りをし、熱心に自民党候補の応援をしている。
新潟知事選の時は自民党候補者の応援を断った小泉進次郎が、なぜ沖縄知事選ではこれほどまでに熱心に自民党候補を応援するのか。
その理由はいくつかある。
新潟知事選の時は、おやじの小泉純一郎の反原発に敬意を表して応援を見送ったのかも知れないが、今度はそのような配慮は要らない。
そして、今度の知事選は新潟の知事選以上に負けられない選挙だ。
おまけに選挙事情は翁長知事の弔い合戦だから新潟県知事選よりもはるかに厳しい。
安倍政権の強い要請に断り切れず応援する事になったのかもしれない。
そして、頻繁に応援しなければいけないほど選挙情勢は自民党にとって厳しいのかもしれない。
しかし、そんなことよりも、はるかに大きな理由がある。
それは、小泉進次郎自身にとって辺野古移設が阻止されては困る事情があるのだ。
その事情とは何か。
それは、小泉進次郎自身が日米同盟強化を誰よりも願う政治家であるからだ。
そもそも小泉進次郎が政治家になれたのは親の七光りだ。
しかし、それだけではない。
小泉進次郎が、親の七光りを利用して、ジェラルド・カーティスコロンビア大学政治学部教授や米国のシンクタンクである国際問題研究所(CSIS)のマイケル・グリーン副理事長(当時)の助けを得て、学歴ローンダリングまがいの箔をつけて政治家になった男であるからだ。
政治家としての本質が対米従属であり、米国の意向に逆らえないのだ。
「辺野古移設阻止」を阻止することは、米国にとって小泉進次郎という政治家が役に立つかどうかのリトマス紙なのである。
安倍・菅暴政コンビの辺野古移設強行の象徴こそ小泉進次郎であるという事である(了)
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