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安倍首相の訪ロは総裁選の論戦逃れだと認めた読売新聞

 石破氏が怒っているという。

 自民党総裁選の論戦が始まったばかりというのに安倍首相はロシアに行ってしまったからだ。

 そしてプーチン大統領との首脳会談をはやばやと10日に済ましたのに13日まで帰ってこないからだ。

 そう思っていたらきょう9月12日の読売新聞が書いた。

 安倍首相はロシアで外交をアピールしていると。

 プーチン大統領との首脳会談はもとより、韓国の李洛淵首相と旧交を温め、モンゴルのバトトルガ大統領とも会談したと。

 12日には習近平主席との7回目となる会談に臨むと。

 そして、今回の外遊は「東方経済フォーラム」に出席するためだが、総裁選中に候補者が外遊するのは異例だと認めている。

 この記事は、外交面の記事ではない。

 「ドキュメント 安倍VS石破」という内政面の記事だ。

 そして、こう釈明している。

 「・・・石破茂陣営には『首相は外交を理由に論戦から逃げている』との批判もある。そうした声を意識してか、安倍首相は11日、『国際会議は各国のリーダーたちと会談する絶好の場です。この地域の平和と繁栄に向けて本音で率直に語り合いたい』と書き込んだ」と。

 まさしく読売新聞は安倍首相が石破氏との論争から逃げて外遊したと認めているのである(了)

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