韓国の文在寅大統領が米国のトランプ大統領と電話会談し、南北首脳会談について話したらしい。
トランプ大統領は成功を期待するとエールを送ったらしい。
そして中国の習近平主席は9月9日の北朝鮮の建国記念日式典に欠席し代理出席することが正式に決まった。
敢えてこれ以上トランプ大統領を刺激することは得策でないと考えたのだ。
トランプ大統領はこれを歓迎するに違いない。
もちろん北朝鮮は中国の代理出席を了解している。
どうやら米朝合意は、決裂ではなく、その実現に向けて、再び首脳外交が動き出しそうだ。
その一方で、きょう9月5日の朝日新聞がソウル発牧野愛博記者の記事で報じている。
8月下旬に中国・瀋陽で開かれた国際会議に出席した韓国の関係者が明らかにしたと。
「経済協力が期待できる日本と、関係改善を目指すべきではないか」と尋ねたところ、北朝鮮の出席者は「今はそのような希望は持っていない」、「日本はまず過去を清算すべきだ。話はそれからだ」と語ったという。
安倍首相だけが北朝鮮をめぐる首脳外交に参加できないままであることの動かぬ証拠である。
その安倍首相は、9月10日からウラジオストックで開かれる「東方経済フォーラム」に出席する。
そこでプーチン大統領と首脳会談をするという。
そのプーチン大統領は、よりによってその直前に、これ見よがしに北方領土で第二次世界大戦における対日戦勝を祝う式典を開いた。
それでも、のこのこと出かける安倍首相は、自らの宣伝のためにどこまで日本を貶めれば気が済むのだろう(了)
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