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ボルトンには中東での戦争ごっこがお似合いだ

 ボルトン米大統領補佐官が19日、米ABCテレビで暴露したという。

 4月の南北首脳会談で韓国の文在寅大統領が非核化を1年以内に実現した方がいいと持ち掛けたのに対し、北朝鮮の金正恩委員長はこれに同意したと。

 そしてボルトン補佐官はポンぺオ長官が近く訪朝することを明らかにしたらしい。

 どうやら予想通り再び米朝交渉が動き出しそうだ。

 しかし、私が注目したのは米朝協議が動き出しそうだということだけではない。

 それが強硬派のボルトンの口から出たところだ。

 つまりボルトンは、北朝鮮の非核化は動き出すが、それはトランプとポンペイが行う、自分は関与しないと言っているのだ。

 その一方でボルトンは、テレビに出た後、20日にエルサレムを訪問しネタニヤフ首相と会談している。

 会談に先立ち行われた記者会見で、両氏はイランの核兵器保有を阻止することが最優先課題だと強調し、イラン核合意の存続を目指す欧州諸国に対してイランへの圧力を強めるよう求めたという。

 ボルトンには中東で対立をつくるのがお似合いだ。

 イスラエルと一緒になってイラン叩きに専念し、せいぜい米国を泥沼に引き込む事だ。

 北朝鮮問題からは姿を消してくれたほうが皆のためだ(了)

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