9月30日の沖縄知事選は辺野古阻止にとって決定的に重要な選挙になる。
だからこそ自民党は早々と候補者を決定し、勝利の方程式に向かって突き進んでいる。
そのひとつが土砂投入の延期だ。
選挙までは辺野古工事をストップし、反対デモに肩透かしを食らわせる。
そして佐喜真淳候補は徹底的に辺野古への言及を避けて、負担軽減とその為の普天間返還ばかりを叫ぶだろう。
それに加えて交付金をばらまく。
それにくらべオール沖縄の動きの鈍さはどうか。
一向に翁長知事の後継者が決まりそうにない。
なぜか。
それはオール沖縄の限界が翁長知事なき後にますます深刻になっているからに違いない。
もと自民党議員であり、最後まで日米安保は容認した翁長知事が、沖縄のアイデンティティを叫んだからオール沖縄がうまくいったのだ。
ところがいまのオール沖縄はどんどん左傾化している。
これでは候補者選びは難航する。
そして、たとえ急いで決めても、今噂されている候補者では、翁長知事のようにはいかない。
翁長知事の遺志を引き継げるものは翁長夫人しかいないのだ。
そして翁長知事夫人であれば、文字通り弔い合戦で必勝だ。
安倍自公政権がどんな手を使っても、翁長夫人が叫べば勝てないだろう。
なぜ翁長知事夫人を候補者にするという声も報道も出て来ないのか。
おそらく翁長知事夫人が誇示しているのだろう。
ならば翁長知事夫人にはここは決断の時だと、翻意してもらいたい。
ひょっとしてオール沖縄の中で候補者の調整で意見が分かれているのかもしれない。
もしそうであったら、その時こそオール沖縄は終わりだ。
その答えはもうすぐわかる。
私は今週末にも再度沖縄を訪問して見極めてこようと思っている(了)
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