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国民の怒りに火をつけた安倍首相のひとこと

 きょう8月12日の各紙が報じた。

 安倍首相はきのう8月11日、自民党山口県連が開いた集会に出席し、事実上の総裁選出馬宣言をしたと。

 そこで安倍首相は何と言ったか。

 6年前に総裁選に立候補した、あの時の志はみじんもかわっていない。

 そう言ったというのだ。

 自民党の、しかも自らの地元の集会でそういうのだから、何を言っても許されるのかもしれない。

 しかし、こんなことを国民の前で言ったなら、かつてのルーマニアのチャウシェスクがそうであったように、そして最近では韓国の朴槿恵大統領がそうであったように、国民の怒りが爆発してたちどころに処刑されるに違いない。

 6年間も長きにわたって総理をしながら、その間に、安倍首相はひとつでも国民のためになるような事をしたというのか。

 すべてに失敗し、それを嘘でごまかし続け、しかも最後は権力を私物化した事がばれても居直った。

 本来はそれだけでも、どの面下げて総裁選に出られるのか、という話しなのに、さらにまた3年やるという。

 国民は自民党の集会で発せられた安倍首相の言葉などほとんど関心がなく、だから気づかないだろうが、もしメディアがこの安倍首相の言葉を繰り返し、大きく報じれば、さすがのおとなしい日本国民も、この野郎、ふざけんな!と言う事になるだろう。

 いや、そうしならなければいけない。

 おとなしい日本国民は処刑という行動には出ない。

 しかし、支持率を下げればいいのだ。

 メディアは安倍3選後に必ず世論調査行い、それを発表する。

 そこで支持率が下げれば、安倍首相は終わる。

 ただでさえ3選の後は、安倍首相は行き詰る一方だと言われてる。

 その上に支持率が下がれば、安倍首相は任期を全うできないまま辞任に追い込まれるだろう。

 ここで国民が怒らなければ、怒る時はない。

 そう思わせる安倍首相のひとことである(了)

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