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始まる前から分かりきっていた日ロ外交・防衛相会談の不毛

 日本とロシアの外務・防衛相会談(いわゆる2プラス2)が開かれた。

 開かれたと言っても、それが始まったのは日本時間できのう7月31日の

 深夜だったというから、新聞の締め切り時間に間に合わなかったと見え、きょうの各紙は予定稿、つまり外務省がこういう会談になりますと事前説明した事を原稿にして流しているだけだ。

 それによるとこうだ。

 北朝鮮問題では日本は制裁維持を訴え、それに対しロシアは制裁緩和に前向きであると。

 安全保障問題では、日本はロシアが北方領土やその周辺で軍事活動を強化している事にあらてめて抗議するのに対し、ロシアは日本が配備を進めている陸上イージスに懸念を表明すると。

 北方領土問題については日本は共同開発活動の前進を図りたいが、ロシアは自国の法律を適用することを主張すると。

 何のことはない。

 どれもこれも日ロの立場が正反対で、まとまりようのないものばかりだ。

 はじめから成果の出ない事がわかりきった外務・防衛相会談だったというわけだ。

 はたして、明日の各紙は、その結果をどのように報道するのだろうか。

 黒を白、ないものをあるものする安倍首相に忖度するメディアだから、日ロ間の緊密な関係を確認したとでも報じるのだろうか。

 それとも、すでに予定稿で報じてしまったから明日は何も報じないつもりなのか。

 そう思っていたら産経新聞が書いた。

 今度の2プラス2会談は、9月にウラジオストックで予定される日ロ首脳会談に向けた地ならしだと。

 なるほど、これで決まりだ。

 河野外相と小野寺防衛相が、雁首揃えて安倍・プーチン首脳会談のお膳立てをしようとした会談だったというわけだ。

 ならば9月の安倍・プーチン会談も不毛に終わる。

 それを教えてくれた今回の2プラス2会談だったというわけだ。

 壮大な税金の無駄遣いである(了)

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