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パレスチナ支援を表明した習近平主席の正しさと凄さ

 どの新聞も書かない中で、きのう7月11日の読売新聞だけが書いた。

 習近平主席は10日、北京で開かれた「中国アラブ協力フォーラム」の閣僚級会議の開会式で演説し、アラブ連盟(22カ国・機構)加盟国各国の代表約300人を前に、パレスチナへの支援策を表明したと。

 パレスチナとイスラエルの「2国家共存」と東エルサレムを首都とするパレスチナ国家の樹立などと引き換えに、アラブ諸国がイスラエルと国交を樹立する「アラブ和平案」を基礎とした和平交渉を支持する考えを示したと。

 これは、中東地域でイスラエル寄りの政策を進めるトランプ政権に対する痛烈な批判だ。

 私の記憶では習近平主席がここまでパレスチナ支援を打ちだしたのは初めてだ。

 しかも中東和平についてこう言っている。

 「公正に問題を処理し、地域に更なる衝突の禍根を残すべきではない」と。

 これ以上ないトランプ大統領の中東政策に対する批判だ。

 それにしても米中貿易戦争がエスカレートしている中で、ここまではっきりパレスチナ支援を打ち出し、トランプの中東政策を批判したのには驚いた。

 なぜなら、トランプ大統領の中東政策こそ、歴代の米国大統領の中でももっともイスラエル寄りであり、国際批判の的であるからだ。

 しかし、中間選挙を前にしてトランプ大統領が決して譲れないイスラエル寄りの中東政策であるからだ。

 いわばトランプ大統領のアキレス腱だ。

 果たしてトランプ大統領と習近平主席のガチンコ勝負はどこまでエスカレートするのだろうか。

 それはわからない。

 しかし、この習近平主席の演説を知って私は確信した。

 さすがのトランプ大統領も習近平主席にはかなわないと。

 おりからトランプ大統領はプーチン大統領と近く首脳会談する。

 その時、プーチン大統領はトランプ大統領に助言する違いない。

 習近平主席と本気で戦っては勝ち目はないと。

 プーチン大統領は、かつてウクライナ問題でオバマ大統領に経済制裁されていたとき、習近平主席の中国と交渉してガス輸出契約にこぎつけた。

 その時の交渉を振り返ったプーチン大統領は習近平主席には勝てないと周囲に漏らしたという報道があった。

 私はいま、その報道を思い出している。

 プーチン大統領が勝てない習近平主席に、プーチン大統領に勝てないトランプ大統領が勝てるはずがないと私は考えている(了)

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