読者に置かれてはすでにご存じと思いますが、きのう6月17日に行われた立川市議会議員選挙で、私が応援した伊藤ともゆき候補は、最下位から三番目で落選に終わりました。
応援演説を引き受けた私としては、まことに残念な結果に終わり、私自身が否定されたような残念な思いです。
動画で応援を呼びかけた方々にはお騒がせしたことをおわびします。
また私の呼びかけに応じて動画拡散に協力していただいた方々には、あらためて感謝させていただきます。
その上で、私の今の考えを披歴して、今度の立川市議会議員選挙でお騒がせした総括をさせていただきます。
私はきのうのメルマガで、もし伊藤ともゆき候補が当選すれば奇跡が起きると書きました。
それは3日間にわたる立川駅前の応援演説を通して、既存の政党、政治の壁が圧倒的に大きい事を痛感したからです。
そして伊藤ともゆき候補は、私の考えに心を震わせて共鳴してくれた貴重な候補だったのですが、文字通り、組織も、知名度も、選挙の経験もない、ないないづくしの、無所属候補でした。
実際のところ、選挙と言うのは、票の奪い合いであり、既存の政党、政治家たちが死に物狂いで戦う場です。
今度の立川市議会議員選挙もまさしく今の国政を反映したような選挙戦でした。
組織と資金と人手に任せた選挙でした。
無所属候補ですら、ほとんどが既存の政党、政治家に何らかの形でつながっている候補でした。
そんな選挙に私と伊藤候補が二人で挑んだ選挙でした。
私は、昨年の10月に続いて再び立川駅前に立ち、既存の選挙のやり方で、既存の政党、政治家が選挙を繰り返していては何も変わらないと、同じ事を訴えたのですが、またもや、はね返されたのです。
既存の政党、政治家たちにとっては、ふざけるな、そんな事で票を取る事が出来れば苦労はしない、ということなのです。
そのことを、最終日の応援に立ってつくづく、痛感しました。
しかし、今度の立川市議会議員選挙の応援は、私のとって今後の私の新党憲法9条構想について貴重な教訓を与えてくれました。
その教訓が、今度の立川市議会議員選挙で伊藤ともゆき候補の応援演説を引き受けた最大の成果でした。
それは、もし本当に新党を作って候補者を当選させるためには、これまでの考えややり方を根本的に変えて、勝てる選挙をしなければいけないということです。
もちろん、それが何かはわかりません。
そして二つには、平和外交を訴えるだけでは新しい政党はつくれないということです。
有権者を投票に向かわせるには、もっと有権者の気持ちに訴えかける何かが必要だということです。
そして、これもまた、それが何であるかはわかりません。
だからと言って、私は既存の政党、政治家と連携したり、共闘して、既存の選挙をして、新しい政党をつくろうとは思いません。
そんな事をするくらいならきっぱりと断念します。
そして、私が新党をつくる目的は、あくまでも憲法9条を国是として対米従属の日米同盟から自立した日本を目指す事です。
この事を党是に掲げないような政党をつくれないのであれば、きっぱりと断念します。
来年7月の参院選までの一年間は、外交評論、政治評論を重ねながら、この難問に取り組んでいく事になります、
叱咤、激励、助言、何でも歓迎します(了)
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