新党憲法9条

憲法9条それは希望

不可逆的になった米国と北朝鮮の国交関係樹立への流れ

 ポンぺオ国務長官は13日、北朝鮮の非核化について、2021年1月までのトランプ大統領の任期内に達成したいとの考えを、米朝合意の内容を伝えるために訪れたソウルで表明した。

 まさしく私が予言した通りだ。

 もはやトランプ大統領が弾劾で大統領を辞めることはない。

 そして、中間選挙の結果はどうであれ、いまやトランプ大統領の最大の外交目標は北朝鮮との国交樹立だ。

 それに向かって驚くべき事が急展開していくということだ。

 段階的に、しかし確実に、完全で検証可能で不可逆的な北朝鮮の非核化が進み、経済制裁が解除され、軍事演習の中止はおろか在韓米軍の縮小、撤退が始まり、トランプ大統領と金正恩委員長の相互訪問が行われ、北朝鮮の経済開放、開発が進み、そして最後に米国と北朝鮮の国交が樹立されるのである。

 トランプ再選の可能性は高まり、そうでなければポンペイが後任候補の最有力になる。

 その事が明らかになりつつある今、日本がなすべきは、トランプ大統領に恨み節を言う事ではない。

 米国と北朝鮮の関係がどうなるかをあれこれ詮索する事ではない。

 ましてや米国と北朝鮮の関係が再び悪化する事を願う事ではない。

 いま日本がなすべきは、トランプと金正恩の間で急速に進む関係改善を大前提にして、いかに日本が取り残されないように、国を挙げて全力で戦略を建て直すことだ。

 それをするには安倍政権ではだめだ、

 誰が自民党総裁になってもだめだ。

 ましてや野党では何も出来ない。

 もはや与野党を超え、政府と国民が一体となって、文字どおり国を挙げて、歴史が音をたてて大きく動くこの瞬間に、取り残されないようにすることだ。

 国と国民が、憲法9条の下に結束することだ。

 それこそが、退位される天皇陛下のお言葉に対する政府と国民の答えである(了)

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