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同じ手が二度と使えない安倍首相の悲劇

 きのう4月11日、国会(衆院予算委員会)中継を久しぶりに見た。

 その日の国会審議が、今度の一連の安倍疑惑追及の、おそらく最後のクライマックスになるだろうと思ったからだ。

 そしてその模様を見てつくづく思った。

 もはや安倍首相の答弁は、噴飯物を通り越して異常だ。

 ここまで黒を白と言い張って平然としている。

 なぜだろうかと考えた。

 そして辿り着いた結論は、ここまでウソを言い続けて来たのだから、いまさら間違っていましたと言えなくなったのだ。

 だからといって、病気に逃げ込む手は二度と使えない。

 もはやウソをつき続けるしかなくなったのだ。

 おそらく最後までこの調子でウソをつきとおすだろう。

 その結果何が起きるか。

 日本の政治が毀損され、官僚組織が崩壊し、日本経済が悪化し、国民生活が困窮、二極化し、社会がすさんで行く。

 もちろん国際社会から置いてきぼりを食らう。

 戦後70年たった末の日本がこの姿だ。

 このままにしてはいけない。

 強制的に安倍排除の動きが出て来なければいけない。

 どうすればいいのか。

 真っ先に問われるのは政権政党である自民党や公明党議員の責任である。

 安倍首相では駄目だという心ある政治家たちが結束して安倍降ろしが出て来なくては行けない。

 一方の野党は、いまこそ安倍打倒の緊急野党共闘を組む事だ。

 どんなに無能でも、どんなにバラバラでも、打倒安倍で結束すれば再生できる。

 いま野党が最優先する事はその事だ。

 いっそのこと、与党と野党の心ある政治家たちが話し合って安倍排除の緊急挙国一致体制の動きが出て来てもいいぐらいだ。

 そこまで安倍・菅暴政は行き着くところまで行ってしまった。

 11日の国会中継を見てそう持った。

 それにしても官僚たちの答弁はあまりにも悲しすぎる。

 私もその昔、官僚のはしくれとして国会答弁に関わった事があったが、ここまで政治に忖度せざるを得ない姿を見た事がない。

 そうさせてしまった安倍首相の責任は万死に値する。

 その昔、父親安倍晋太郎が外相の頃に秘書として国会をうろちょろしていた世襲議員の成れの果てがこれだ。

 世襲議員がすべての元凶である(了)

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