果たして東京地検特捜部は安倍政権を追い込むだろうか。
私は追い込む事になると思う。
そして、それは、東京地検特捜部が本気で安倍政権を追い込む覚悟を固めたからではない。
むしろ逆だ。
本気で追い込むつもりがないからこそ、安倍政権の足を引っ張る事になるのだ。
どういう事か。
東京地検特捜部は、森友・加計疑惑やパソコン疑惑、そして山口某準強姦罪疑惑のどれ一つとっても本気で追及するつもりはない。
安倍首相に忖度するからだ。
しかし、今度のリニア談合は企業を悪者にすればいい。
しかも司法取引をちらつかせ徹底的に自白させようとしている。
ところが、この傲慢さと、恣意的な捜査のやり方が、やり玉に挙げられた企業幹部の反発を買って返り血をあびる事になる。
すでにその兆候は表れつつある。
逮捕された企業幹部が反発し始めた。
捜査にこれだけ協力して来たのに自白しないからと言って逮捕するとは何事かと。
この怒りを、盗人の開き直りだと切って捨てるのもいいだろう。
しかし、盗人も人間だ。
トカゲの尻尾きりだという怒りを誰も抑えることは出来ない。
もし東京地検特捜部と、東京地検特捜部が垂れ流す情報をそのまま報じるメディアが特定企業だけを悪者にして終わらせようとするなら、逮捕された企業幹部は居直るだろう。
俺が談合で捕まるなら、捕まえなければいけない者は他にも多くいると。
それよりも何よりも、東京地検特捜部は、リニア談合の前に、モリ・カケ・スパコン疑惑をお目こぼしするなと。
山口某の準強姦事件を無罪放免するなと。
リニア談合疑惑で逮捕された企業幹部たちがそう騒ぎ出せば、東京地検特捜部はひとたまりもない。
そして、必死に寝させようとするモリ・カケ・スパコン・山口某準強姦疑惑が、再び大声をあげて泣きだし、安倍首相を襲う事になる。
このまま行けば、東京地検特捜部の、安倍政権には弱く、一般国民には強く出る、不公平かつ傲慢な捜査手法が、安倍首相の足を引っ張る事になるかもしれない(了)
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