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産経新聞の誤報事件から学ぶべきこと

 きょうの各紙が一斉に産経新聞の誤報謝罪について報じた。

 産経が自らの紙面で認めて謝罪したのだから、安心して報道できるというわけだ。

 しかし、これを単なる誤報事件に終わらせてはいけない。

 これを今度の報道姿勢に活かさなければいけない。

 その事を書いたのは朝日新聞だけだった。

 きょう2月9日の朝日は仲村和代、田玉恵美記者の記名入りで、識者の言葉を引用してこう書いている。

 最近の産経新聞は、ネット上で目立つ過激な言葉を使って、国策に反対する人やメディアを批判する層の支持を広げて来た、と。

 そのため取材も甘くなり、慎重さも損なわれたのだと。

 産経新聞だけではない。問題ある発言を大手メディアが放置する事によって、何を言っても許される社会の雰囲気づくりにメディアが消極的に加担していると。

 その通りである。

 産経新聞の今回の誤報事件は、安倍暴政に正面から異を唱えられなくなった今のメディアが産み落とした鬼子に違いない。

 メディアは、産経新聞を批判、笑うのではなく、猛省すべきであると思う(了)

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