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退任あいさつで漏らした杉山外務事務次官の軽口は更迭ものだ

 きょう1月20日の毎日新聞が一段の小さな記事で書いた。

 外務省の杉山晋輔事務次官が19日退任し、政務担当外務審議官の秋葉剛男氏が後任の次官に就任したと。

 そこまでは単なる人事交代の記事だ。

 しかし私の目の止まったのは、その後に続くつぎのくだりだ。

 交代式で杉山氏は、北朝鮮の核・ミサイル問題などの対応に追われた約1年半を振り返り、「心の底から、天井が抜けたような開放感を味わっている」とあいさつしたというのだ。

 「もうミサイルが飛んできても電話を取る必要はなない。昨夜はぐっすりと熟睡できた」と職員を笑わせたという。

 この発言は看過できない不謹慎な発言である。

 杉山氏は退職してただの人になるのではない。

 29日から駐米大使として赴任するのだ。

 うれしさのあまり、うっかり軽口をたたいたつもりだろうが、これは本省を離れ、東京を離れれば、後は遊んでいられると言っているようなものだ。

 そしてそれは実態を見事に表している。

 およそ大使の仕事は、真面目にその任務を遂行しようとすれば、体がいくつあっても足らないほど大変だが、手抜きをしようと思えば、いくらでも手抜きのできる仕事なのだ。

 杉山氏は、念願の米国大使を手に入れたから、後は気楽に仕事を流すと言っているようなものなのだ。

 ただでさえ北朝鮮有事がささやかれている時である。

 米国が先制攻撃をしたら、その責任は在米国大使にも大きくかかって来る。

 そんな重要な人事を託した杉山氏が、こんな軽口をたたいたのだ。

 メディアは大騒ぎをすべきだ。

 野党は国会で追及すべきだ。

 こんな発言をするような人物を、そのまま大使にすることは、他の主要国ではまずありえない。

 安倍首相の人事は一事が万事である。

 みずからに忠実なものばかりを重用し、楯突くものは正論であっても受け付けない。

 まともな外交ができるはずがない(了)

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  1. 18日にインドのニューデリーで、日米印豪の国防軍と自衛隊が集まり、北朝鮮問題や、インド太平洋地域、中国やロシアの戦略上

    の脅威を話し会ったと。米国はハリスアジア太平洋司令官の出席である。

    ASEANの参加していない国がこのように言ってたとか、立派な大人で仮にも要職を持って出席しているはず。誰それがの噂話しで、

    武力を使うようなはめにはなって欲しくない。このニュースを日本は報じているのか。

    インド太平洋地域の安全保障は、安倍首相が述べてトランプ大統領の戦略にしたと報じているが、実際はヒラリークリントンが国務長官

    の時に、シンクタンクの提案だった。米国では軍が先行しているのがうなずける。

    日米関係は日本国民も正確な情報をえる努力しないとたいへんだ。大使は日本国民のために働いて欲しい。

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