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カナダが提唱した対北朝鮮外相会合出席をめぐる日本の迷走

 きょう12月22日の各紙が一斉に報じた。

 河野外相は1月中旬にカナダを訪問する方向で調整に入ったと。

 安倍首相に負けじと河野外相も無意味な外遊をするというのか。

 違う。

 これは北朝鮮問題に対応するために開かれる重要な会合である。

 しかし、私はこの報道に驚いた。

 なぜなら、この会合を、河野外相は12月5日の時点で、「地理的に北朝鮮と遠い国が含まれている。もう少し参加国を絞るべきではないか」と不快感を示し、不参加の意向を表明していたからだ。

 その本音は、この会合が制裁一辺倒ではなく、北朝鮮との対話を模索する会合になるおそれがあるからだ。

 少なくとも当時の報道ではそうなっていた。

 しかし、カナダとともに米国が共催するというのに不参加ということがあるのだろうか。

 そう思っていたところが、それから2週間たって、一転して参加するという。

 外務省は、ティラーソン米国務長官が日米の圧力路線に同調するよう参加国に強く求めた結果、対話の必要性を皆で確認する会合になる見通しになったので参加すると言っているらしい。

 本当だろうか。

 いったい、この河野外相出席の急転の背景に、どのような事情があったのか。

 そもそもティラーソン国務長官は1月の会合まで国務長官を続けているのか。

 それともトランプ大統領に出席を命令されたのか。

 果たして1月中旬のカナダ会合では対北朝鮮への圧力一辺倒の会合になるのか。

 それとも、米国も含め、対話を求める動きが大勢になり、日本は梯子を外される事になるのか。

 なによりも1月中旬まで、米国の北朝鮮攻撃はないのか。

 様々な観点から注目される来年1月中旬のカナダでの対北朝鮮外相会合である(了)

コメント & トラックバック

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  1. 河野太郎は「尿管結石」で緊急入院したそうな

    諸事象の背後には、意外とチッポケな理由が隠されていたりするもの

    尿管結石による痛みは、経験した者でないと理解できぬ

    斯く言うこの私も、その内の一人

    「痛いの痛いのトンデケ~」なんて呪(マジナ)いは

    全く通用しない

    こんなクダラナイ事も、考えるヒントの一つになるかも

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