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止まらないリニア談合疑惑報道と安倍一強体制崩壊の予感

 今朝の朝日新聞が一面トップで報じた。

 そう思っていたら、早朝のNHKが報じた。

 リニア中央新幹線の建設工事で大手ゼネコン4社の事前談合疑惑が関係者の証言で明らかになったと。

 この疑惑究明が今後どこまで進展し、どのような決着で終わるかは、もちろん私にはわからない。

 しかし、その帰趨がどうであれ、すでにこの問題は安倍政権をゆさぶる大きな問題になってしまったと思う。

 何といっても、リニア新幹線は巨額の資金がからむ、国家の威信をかけた一大プロジェクトだ。

 しかも、その必要性について賛否がいまでも分かれている。

 しかし、やはり何といってもこの疑惑が安倍政権に与える深刻さは、このプロジェクトの責任者である葛西 敬之(かさい よしゆき)JR東海名誉会長が、その政治信条といい、歴史認識といい、対米従属といい、中国嫌いといい、安倍首相に最も近い盟友の財界人であることだ。

 ついこの間は、もう一人の財界盟友である榊原経団連会長が、東レ改ざん疑惑で信用と権威を完全に失墜したばかりだ。

 その上にこのリニア疑惑だ。

 安倍政権に打撃を与えないはずがない。

 私が注目するのは、安倍一強の下で、なぜこのような情報が外に出るようになったのかというところである。

 ひょっとして、安倍政権の行き詰まりとともに、安倍首相に忖度させられてきた官僚たちが、安倍首相を見限り始めたという事なのか。

 おりから安倍政権の支持率が世論調査で急落していることが報じられた。

 あれほど安倍首相が支持率を維持するために予算をばらまき、パフォーマンス政治をくり返して来たというのにである。

 しかも自民党の支持は高いままだ。

 はたして自民党内に安倍おろしの動きが早まるのか。

 ポスト安倍は誰になるのか。

 それはまた、官僚たちの主導権争いでもある(了)

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  1. ゼネコン連中が「談合はしていない。あれは情報交換会だ。各社自社の強みを生かしたいだけだ。」などと言っているのを聞いていると、森友の国有地売却価格について財務省やひょっとこみたいな方が「様々な金額のやりとりはあったが、あれは売却予定価格を言ったものではない。よって価格交渉はしていない」と言って逃げ切ろうとしている状況にそっくりですよ。

    案件が増えすぎて、振付師だか演出家だかのパターンが尽きてきたのですかね。

    小太郎ちゃんもこのタイミングで外相専用機を訴えるとは政治音痴ぶりには驚きです。中古でもだの小さくてだの言って遠慮したフリしてますが、こういう類いのものは三機必要になることも知らんのですかね。

    言うにしても小型の政府専用機を用意して備える必要があるのではと各大臣総意としておけば良いものを。

    原発がどうのだとかブツブツ言っていた頃は少しは見所のある二世かと思ってましたが、とんだ坊主でした。

    だれかクリスマスプレゼントにプラモでも送ってあげて下さいな。それで満足して貰いましょうや。

  2. 「夢の超特急」じゃなく、「談合ゼネコン兆特級」
    国の財政投融資9兆円超使い放題
    東京地検特捜も重過ぎる腰を上げ
    偽計業務妨害容疑で大手ゼネコン「大林組」の強制捜査
    追及できるか
    事業認可者の国交省不正
    森友問題の財務省不正
    不正だらけ
    おまけに今月11日、東海道・山陽新幹線の車両台車部分に大きな亀裂
    新幹線では初めて重大インシデント指定
    フクシマの次は新幹線安全神話の崩壊か

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