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天皇陛下の安倍首相に対する「御恨み骨髄」は本当だった

 私は12月7日のブログで週刊新潮(12月14日号)の記事を引用して書いた。

 退位をめぐる安倍官邸の横暴について天皇陛下は安倍首相に対して「御恨み骨髄」であると侍従職関係者が言っているらしいが、それが本当なら安倍首相は首相失格だと。

 どうやら、その侍従職関係者の言葉は本当だったようだ。

 そう思わせる記事をきょう12月15日の各紙が報じている。
 
 すなわち、宮内庁の山本信一郎長官がきのう14日の定例記者会見で、天皇陛下が退位の儀式について、「できるだけ簡素になさりたいとの考え」を持たれていると述べ、その陛下の考えを官邸に伝えていることを明らかにしたというのだ。

 私がその記事で注目したのは、陛下は、一般参賀はもとより、外国賓客を招くことも望んでおられないと山本宮内庁長官が明言したと書かれていたところだ。

 これはまさしく安倍首相が2019年に、退位の礼と即位の礼の二度にわたって一大外交行事を行おうとしている事に対する反発に違いない。

 山本長官は、週刊新潮が12月14日号で「一般参賀のような形で国民にメッセージを発し、パレードをしたいと考えておられるようです」とする官邸関係者の打ち明け話」を掲載した事に対して抗議したことを明らかにしたらしい。

 しかし、週刊新潮は、すかさず、「(記事の)中身については真実であると確信しています」とのコメントを公表してる。

 間違いなく官邸関係者は週刊新潮にそう語ったと週刊新潮は反論したのだ。

 おそれおおくも週刊新潮が陛下の退位について間違ったことを書くことは無いだろう。

 間違いなく官邸関係者はその考えを持っていたのだ。

 それを週刊新潮の記者に語っていたのだ。

 その事を山本宮内庁長官が知らないはずがない。

 山本宮内庁長官は、週刊新潮に抗議する形で安倍官邸に抗議したのだ。

 そして、それは天皇陛下の安倍首相に対する「恨み骨髄」の怒りのあらわれに違いない。

 自らの退位の礼まで勝手に自己宣伝のための外交の道具に使うのは許さない、ということだ。

 安倍首相の罪は大きく、深い(了) 

コメント & トラックバック

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  1. 安倍首相の国民に対する横暴は、天皇陛下が一番悔しい思いをしていると思います。

    それは、さきの大戦の反省から、平和憲法のもと平和を希求する国を国民と共に永久に続けるための

    象徴天皇としての退位なのです。

    それが安倍首相の日本でガラガラ崩されています。

    その例として、今沖縄で起きていることに、日本政府はどう取り組むのかを注視しても、何の対策も打ち出しません。

    14日に、防衛大臣と外務大臣はイギリスで2+2の会合で、北朝鮮問題では最大限の圧力を各国に呼びかける他に、

    日本とイギリスで、
    防衛装備品の共同開発、インド太平洋地域で、今後イギリス海軍が、空母を展開するなどイギリスの関与を強化することを
    歓迎すると表明。

    陸上自衛隊とイギリス陸軍による日本での初めての共同訓練や、東シナ海、南シナ海での緊張
    を高める中露を念頭に、イギリスのフリゲート艦との共同訓練も実施すると。

    どう考えても憲法遵守する政権ではない。

    このような日本で、一大外交行事になど決してしたくはないと推察できます。

  2. 皇室費を増額し、宮内庁費を見直すべし。

    皇室費のうち、特に皇族費平成29年度総額2億1,472万円は

    如何なものか

    倍額にしてもおかしくはない

    皇室経済法及び皇室経済法施行法の改定を求む。

    宮内庁費平成29年度112億1,761万円

    昨日、児童ポルノ禁止法違反で皇宮護衛官が

    書類送検された

    不埒行為に現を抜かす君側の奸

    こうした天誅者に血税を与ふる勿れ

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