きょう12月12日の朝日新聞が書いた。
日本が米国から地上配備型迎撃ミサイルシステム(イージスアショア)を導入することを決めたことについて、ロシアが反発し、対抗策としてロシアが千島列島の軍備を強化する計画が明らかになったと。
自衛隊が運用するからロシアへの脅威にはならないと説明する日本に対し、その装備は米国が管理しているから心配するのだ、とロシアは反論したと。
この朝日の記事は、すでに報道された通りだ。
目新しいものは何もない。
私がこの朝日の記事で驚いたのは、外務省幹部がもはや「領土交渉だけを進めてもうまくいかない」と語り、防衛省幹部が「軍事的に考えればロシアが北方領土を返還することはあり得ない」と語っていると書かれていたところだ。
何をいまさらそんな事を言っているのか。
何をいまさらそんな記事を朝日は書いているのか。
そう思って読み進めるとさらに驚いた。
ロシアの理解を得るために谷内正太郎国家安全保障局長が12月13日にも訪露するという。
何をいまさら谷内局長の派遣だ。
谷内局長こそ昨年末のプーチン来日のお膳だてをした責任者だ。
あの時プーチンから、北方領土を返還したら、在日米軍がそこに駐留しない事を約束できるかと聞かれ、日米同盟があるからそれは出来ないと正直に話したため、プーチンを怒らせて北方領土返還交渉をぶち壊した男だ。
あの時、それは安倍首相が決める事だ、首脳会議で安倍首相が答えるだろう、といなしておけばよかったものを、出過ぎた発言をしてプーチン来日を不毛なものにした張本人だ。
そんな谷内NSC局長を派遣して、どうして地上配備型迎撃ミサイルシステムの導入についてロシアを説得できるというのか。
ロシア側を怒らせて返って来るだけだ。
谷内局長に外交を丸投げしてきたから安倍外交はことごとく失敗してきたのだ。
その事をなぜメディアは書かないのか、いや、書けないのか。
不思議でならない(了)
弾道ミサイル防衛(BMD)整備費の累計額が、18年度予算案で2兆円を突破
陸上配備型迎撃システム「イージス・アショア」1基当たりの見積額は約1000億円
19年度以降に2基分の2000億円超が上乗せ
北朝鮮による核・ミサイル開発のオカゲで、防衛産業はホクホク顔
政府はミサイル防衛で04~17年度にかけ約1兆8450億円を支出した
イージス・アショアは米政府の言い値で、さらに費用が膨らむ
防衛費が6年連続で増加し、過去最大の5兆2000億円前後になる
危機管理予算は、危機を煽れば煽る程、膨らんでいく
軍産複合の悪巧みは続く
国家安全保障局長と日本銀行総裁。
お二人とも同じ境遇で塀の上の細い道を歩いている心境とお察しします。
こんなお役目を受けていなければ晩節を汚すことなく過ごせたのにとお気の毒です。
ロシア消費監督庁が米国の工場で生産された日清カップヌードルを調べた結果、ガーデナCAの工場で生産されたもののカップヌードルに全体の
重量の9%を超す遺伝子組み換え大豆がつかわれていることがわかった。日清カップヌードルのパッケージには遺伝子組み換え食物がつかわれてい
る表示はない。
ロシア消費者監督庁は全国の支部に回収を命じている。スプートニク日本より
この記事の内容すごいと思うのです。製品になっているものの遺伝子組み換え食物の有無や混入率までわかる技術に驚いています。
そして、現在の米露日の関係を象徴しているような出来事です。
昨年末、アサド政権側が掌握したアレッポでは、
シリアとロシアの空軍が反体制派が支配する地域に連日空爆を実施した。
人権問題を担当する国連調査官によると、
空爆で多くの市民が死亡し、病院や学校が破壊された。
ロシア政府は、空爆は一般市民の犠牲者を出していないと主張しているが
英国に拠点を置くシリア人権監視団は、
ロシアの空爆によって子供1537人を含む6328人が殺害されたと指摘。
また、シリア人権監視団によると、2011年にアサド政権への抗議活動が始まって以来、
合計34万6612人が命を落としたという。
プーチン・アサドの悪巧みコンビは、安倍・加計悪友の比ではない。
昨日、ロシア軍の日本を実務訪問したゲラシモフ参謀総長が、小野寺防衛大臣と会見のニュースはありましたが、自衛隊の河野克俊統合幕僚長とも会談して、国際や地域の安全保障保障問題を話し合ったとロシアのメディアは報じています。
参謀総長は北朝鮮周辺での軍事訓練に反対の考えを示しました。11日、12日は日米韓の弾道ミサイル探知、追跡する合同訓練が開始され、自衛隊のイージス艦が参加しました。
同じ日にプーチン大統領は、突然シリアに行き、安定したシリアからの軍部隊の撤退開始を命じました。シリアは主権国、独立国として保ち、ロシア軍は勝利と共に祖国に帰還しようと述べました。
もう一つフィリピンのマニラの遊歩道に、フィリピンの慰安婦像が、国家歴史委員会が設置するといいます。
これらを考えても、平和国家を歩むのか、戦前の歴史を繰り返すのか、日本に対する不信感がどんどん大きくなるような外交政策、安全保障保障政策は、国民は望んでいません。
シリアが主権国、独立国家を保つという言葉は、米国と日本に対する痛烈な批判と感じます。
谷内正太郎と言えば、天木直人氏と外務省入省の同期じゃあ~りませんか
出世街道マッシグラのニックキ敵
そんな糞みたいな忖度オタクがトップに立ってる此の国の悍(おぞ)ましさ
天木さんのような人が上に立たないと
ダメよダメダメ