朝日新聞の検証記事が、希望の党の仕掛け人が上杉隆と玄葉光一郎だったことを教えてくれた事は、私にとって貴重な情報だった。
今度は毎日新聞だ。
きょう11月24日の毎日新聞で、小林よしのりが、立憲民主党を支持する背景を次のように語っている。
「・・・希望の党が一部の民進党出身者を『排除』しようとした際、辻元清美さんから電話で今後の対応について相談を受けた」と。
「その際、『枝野氏を代表にして新党を作れ。絶対に成功するから』と助言した」と。
「その後、枝野氏からの要請もあり、立憲民主党の街頭演説で応援弁士を務めた」と。
どうりで小林よしのりがあそこまで立憲民主党を応援するはずだ。
しかし、私がこの小林よしのりの言葉で注目したのはその事ではない。
彼は枝野氏を応援する理由を、枝野氏は保守だからだと、次のように述べている。
「・・・枝野氏は国会で個別自衛権を強化すべきだと主張して来た。他国からの武力攻撃に対して、米国に頼るのではなく、自国を防衛するために必要な武力を行使する。我が国を個別自衛権でしっかり守るという枝野氏のほうが、自民党よりずっと保守である・・・」と。
「・・・日本で『リベラル』というと、憲法9条を守るという護憲勢力だと勘違いされている。しかし、大事な事は憲法の文言を守ることではなく、憲法で権力の暴走に歯止めをかける立憲主義をどう実現するかだろう・・・」
そして最後に次のように締めくくっている。
「・・・憲法は今、死文化している。党名に『立憲』をうたった政党だからこそ、権力を縛る憲法づくりを主導すべきだし、独自の改憲案を出さないなら、共産党や社民党と同じだ。保守政党としての立憲民主党に期待している」
驚いた。
小林よしのりは立派な改憲論者だ。
しかも自主防衛力を強化すべきとの立場だ。
このままでは立憲民主党は行き詰まる。
小林よしのりをとるか、共産、社民をとるかの選択に迫られる時が早晩やって来る。
もちろん、本当の護憲は共産、社民である。
どいつもこいつも、どこまで行っても矛盾を抱えた民進党の連中だという事である(了)
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枝野は似非、モロ確信犯的改憲論者