私は今度の選挙は公示日前に決まると書いた。
そして本当の政局は選挙後に動き出すと書いた。
どうやら、その通りになりそうだ。
公示日を5日後に控え、どうやら今度の選挙の輪郭が見えた。
残る唯一のサプライズは小池知事の出馬の有無だが、そして、それによって安倍自公政権の票と希望の党の票の増減は多少は異なって来るだろうが、選挙後の二大保守政党化の流れは変わらない。
変わるのは、その二大政党の主役が誰になるかという事だけだ。
安倍自公政権と小池「希望の党」、そして維新という保守政党間の再編が起きる。
そして、その保守政党間の再編の中に、民進党から無所属になって勝ち上がった保守的実力者たちが参加し、政治の中の保守勢力が大きくなっていく。
その一方で、共産・社民・立憲という野党共闘は、これまでの共産・社民・民主(民進)という野党共闘より小さくなり、左派に純化していく。
野党共闘が左派に純化していくわけだから、今の野党共闘より大きくなるはずがない。
その結果、日本の政治はどうなるのか。
日米関係がますます重視されるようになり、日本の外交・安保政策が引き返せないほど対米従属に進んでいく。
辺野古もオスプレイも防ぐことは出来ず、ミサイル防衛強化が進んでいく。自衛隊が限りなく軍隊化し、非核三原則はなくなり、武器輸出が進む。
憲法9条の改憲などあってもなくてもどうでもよくなるのだ。
戦後70年たって憲法9条は最大の危機を迎え、日本の国の形が大きく変わることになる。
外交・安保政策を議論することなく、憲法9条改正反対ばかり叫ぶ野党共闘では、国民を覚醒させることは出来ない。
それではいけないのだ。
憲法9条の下に一つの党になって、憲法9条こそ最強、最善の安保政策である、日米同盟優先から東アジア平和構築に舵を切れ、と主張して、政治に無関心な一般国民の平和志向に訴える新党憲法9条こそ、今度の選挙後の究極の護憲野党共闘にならなければいけないのである。
偉いのは護憲を叫ぶ政党、政治家や市民連合ではない。
偉いのは憲法9条そのものなのだ。
憲法9条の下に、思いを同じくする者たちが、その思い一つで、平等、対等な形で、集まらなければいけない。
私は、それを、それだけを、東京21区でひとり訴えるために立候補する。
そして、選挙後に、そのことを訴えるために、私は全国に天木塾を展開していくつもりである。
本当の勝負は、2年後の衆参同時選挙である(了)
なぜ保守が台頭して左派が支持を落としたか、それは理想主義だからだと思います。平和が大事なのは国民誰もが思っている。9条が立派なのも誰もがわかっている。
左派は具体的な案を出してこなかったのが原因だと思います。具体案もないのに最低でも県外と言った人もいたし、日米同盟反対と言っても国民が納得する防衛に対する具体的な案を出してこれなかった。
例えば日米安保を破棄して中国と交渉中に突然尖閣に上陸して滑走路など造り始めた時 こうゆう時にどんな対応するのか
新党憲法9条は現実的に具体的にどう可能なのかを訴え国民を納得さららかが鍵だと考えます。