日本では北朝鮮のミサイル発射一色であるが、きのう9月23日、イラン国営放送が、新型弾道ミサイル「ホラムシャハル」の発射実験に成功したと報じた。
この新型弾道ミサイル実験のニュースの深刻なところは、射程約2000キロで、イスラエルが射程圏に入るというところだ。
おまけにイランは核保有疑惑国だ。
イスラエルが黙っているはずがない。
そのイスラエルを全面支持する米国が黙っているはずがない。
おりからトランプ大統領は、2015年にイランと欧米など6カ国が結んだ核合意を反故にすると言い出し始めた。
世界の平和から見て、北朝鮮のミサイル発射実験とイランのミサイル発射実験のどちらが危険か。
それは比較は出来ないし、比較してもはじまらない。
しかし、はっきりしている事は、トランプ大統領がこの発射実験は北朝鮮が関与しているとツイッターに書き込んだことだ。
そして、イラクへのイスラエルによる先制攻撃の可能性は、米国の北朝鮮に対する先制攻撃の可能性より高いということだ。
もしイスラエルがイランを先制攻撃すれば中東は大混乱になる。
パレスチナ問題やIS問題が手つかずのまま、クルド独立の動きが顕在化し、今度はイランの弾道ミサイル発射実験だ。
中東情勢から目が離せなくなってきた(了)
天木さん、小池が動きましたね。都議選勝利の立役者・公明党へまた擦り寄る戦法で、安倍も目論見大外れ。小池は準備不足だが、彼女が衆院選に出馬すると形勢はガラリと変わる。北朝鮮危機を必要以上に煽り、森・加計隠し見え見え解散の結果、小池が自民の100議席を奪い、安倍は退陣。自・公・小池新党連立政権で小池新総理の誕生。多分、こうなるのかな。夢も希望もない日本は変わらずです。
世界は、北朝鮮やイラクやイランなどより、アメリカに消えてもらいたいと願ってる。その思いが、アメリカの思惑通りには事が運ばない結果へと導く。