メイ英国首相が訪日した記事を見て思い出した。
トランプ大統領の訪日は11月のはずだ。
今年の2月に安倍首相は訪米してトランプ大統領と初首脳会談をした。
その時、安倍首相は訪日を招待してトランプ大統領はそれを受け入れた。
安倍首相よりも先にトランプ大統領と首脳会談したのはメイ英国首相だった。
そしてその時、メイ首相もまたトランプ大統領を英国に招待しトランプ大統領は快諾したが、その後英国民がエリザベス女王に会わせるわけにはいかないと反発し、トランプ大統領の訪英は取りやめになった。
しかし日本では天皇陛下に会わせなという声はどこからも起こって来ない。
このままいけば、安倍首相はトランプ大統領を日本に迎え、天皇陛下に会わせる事になる。
11月といえばもうすぐだ。
メディアは一切トランプ訪日の事を報じないが、国賓ともなれば準備は周到に進められているはずだ。
なぜメディアは報じないのか。
国民の中に反対運動が起きる事を恐れるからに違いない。
しかし、今度のメイ首相の訪日で明らかになった。
北朝鮮に何の影響力も持たない英国のメイ首相にさえ、ここまで北朝鮮への圧力強化を訴えている安倍首相だ。
日英首脳会談の中心は英国のEU離脱後も日本企業は悪影響を受けないようにメイ首相に注文をつける事が日本にとって最重要であり、メイ首相も日英間の経済関係強化に関心があったにも書かわらず、安倍首相は北朝鮮ばかりを強調した。
これでは、トランプ大統領の訪日の時は、北朝鮮への圧力強化一色になる。
そんな状況の中で、トランプ大統領を天皇陛下に会わせていいのか。
これ以上安倍首相の天皇陛下いじめを国民は許していいのか。
もちろん許してはいけない。
どうすればいいのか。
トランプ大統領か安倍首相かどちらかが辞めることだ。
トランプ大統領は辞めそうもない。
だから安倍首相を辞めさせるほかにない。
そのためには10月22日の解散総選挙に追い込む事だ。
野党が勝つことはなくても、安倍自民党が議席を減らすことは間違いない。
展望のない野党は、政局を混乱させるしかない。
政局が混乱すればチャンスもおのずから生まれてくる。
野党は解散・総選挙を恐れるのではなく、逆手に取るのだ。
どうすれば安倍首相を10月22日の解散・総選挙に追い込む事ができるか。
はやり加計・森友疑惑の徹底追及しかない。
大手メディアはまともに書こうとしないが、その後も疑惑がどんどんと膨らんでいる。
毎日のように告発・訴訟が起きている。
加計・森友疑惑を忘れないぞと国民が騒ぎ続けていけば、いくらだらしのない野党でも、9月末から始まる臨時国会で追及せざるを得ないだろう。
そうすれば安倍首相は答弁に窮することになる。
再び支持率が下がり、自民党の中で安倍首相では選挙は戦えないという事になる。
あるいは腹痛が再発する。
どっちに転んでも、安倍首相は10月22日にやけくそ解散・総選挙を決断せざるを得なくなる。
つまり10月22日の解散・総選挙のカードは安倍首相が切るのではなく、国民が伝家の宝刀を奪い取って抜くのだ。
トランプの訪日を阻止する切り札は、安倍首相を10月22日解散・総選挙に追い込む事である(了)
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