今日発売の週刊文春最新号(8月17日・24日号)に小池百合子と池上彰の対談がある。
その中の小池百合子の言葉の中に、彼女の外交政策をうかがわせる言葉を見つけた。
戦後の日本には戦略はなかったと語り合う二人の対談の中で、小池百合子はこう語っている。
「やはり戦後、日米同盟の枠内に留まって、日本は世界から閉じこもっていたからじゃないでしょうか・・・」
そして、池上彰が、「確かに戦後はまさにアメリカだけ見て、日米同盟が大事ですよと唱えていれば、あとは考える必要がなかった時代」です、と言ったのに対し、こう続けている。
「対外的に余計なことをしないのがお利口だという日本だったわけです。これからもそれでいいのか、やっていけるのかという課題に正対すべきです・・・」
問題は小池百合子がどのような外交を考えているかだ。
憲法9条を変えて、軍事力を強化して臨むのか、それとも憲法9条を最善の安保政策と考えるのか。
いずれ彼女はそれを明らかにせざるを得ない時が来る。
小池新党の真価が問われる時はその時である(了)
「対外的に余計なことをしないのがお利口だという日本だったわけです。これからもそれでいいのか、やっていけるのかという課題に正対すべきです」この小池の戯言を借りれば、「政権政党に程遠いミニ政党などに肩入れするなどの余計なことをしないのがお利口だという小池だったわけです。これからもそれでいいと、やっていけるという自信から都議選大勝利で確信に変わりました」でしょうね、天木さん。