私はきのうのブログで書いた。
どうせ止められない事がわかっているのだから、せめて飛行中止要請ぐらい堂々として見せるパフォーマンスをしてみたらどうかと。
これはもちろん皮肉を込めて書いた私の対米従属批判だ。
しかし、その冗談も通じないほどの現実を見せつけられた。
今朝の各紙が一斉に報じている。
米軍は日本の要請を一蹴してオスプレイを飛ばしたと。
飛行をやめないことに懸念を表明した小野寺防衛相に対し、在日米軍のシュローティ副司令官はこう答えたという。
「自粛要請を受けているものの、飛行は安全性を確認した上で運用上必要と判断した」と。
こんなことなら、堂々と抗議していたら恥の上塗りになるところだった。
もはや冗談も通じないほど、現実は米軍によって日本は占領されているということだ。
私が驚くのは、米軍の、しかも在日米軍の副司令官レベルの要請一蹴に対して、日本の政治が沈黙していることだ。
日本のメディアに一言も米軍の対応に批判的な記述がないことだ。
わずかに朝日と東京の社説だけが、「飛行中止を求め続けよ」(朝日)、「飛行継続は許されない」(東京)と書いている。
しかし、それらの社説でさえ、こんな事態になっている原因である日米同盟の見直しには一切言及していない。
百歩譲って日米同盟は重要であるとしても、日米地位協定改定の必要性すら言及していない。
あのイラクでさえ、米軍駐留を受け入れる前提として主権を要請し、米国もそれに従わざるを得なかったと言うのに、である。
日米関係はあまりにも不平等な主従関係だ。
不平等な関係であり続ける限り、真の友好関係など成り立ちえない。
お互いにとって不幸な事である。
いまこそ新党憲法9条が日本の政治に必要な時である(了)
現在の日本は、フセイン亡き後のイラクと同等な状況下なのです。米帝に遣りたい放題させて何にもできぬ腑抜けジャポン。オスプレイが何機もジャポンと落下しても、何も出来ず指しゃぶりするばかりの「悲しき玩具の国」。オスプレイは日本をメスプレイと間違えているのではと思わせるほど、嘗め切っている。もう、オスプレイを離陸できないよう、同機のタイヤをパンクさせるなどの、ピンポイント攻撃をマジに検討しなければならない段階です。そんな不真面目な事をホザクナと思われるでしょうが…。もう、こんな事でも呟かないと治まらない、ドウシヨウモナイ精神状態です。天木さん、お互い頑張っていきましょう。貴方を陰ながら応援していますよ。