新党憲法9条

憲法9条それは希望

いまこそ共産党と社民党は憲法9条もとに結集する歴史的時だ

 きょう8月4日の朝日新聞に、一段の見落としそうな記事だが、極めて重要な記事を見つけた。

 その記事は、共産党の小池晃書記局長が3日の記者会見で、安倍首相が内閣改造で「人づくり革命」担当相を新設したことについて、不快感を示したという記事だ。

 さては野党連合政権を目指す共産党は、いよいよ国民受けのために、革命という言葉を軽々に使う事に慎重になってきたのか、とてっきり思った。

 ところが、読み進めて行くと、真逆である事がわかった。

 「革命っていうのは、ある階級からある階級に政治権力が変わるような重い言葉だ」

 「共産党が政権についてこそ、本当の人づくり革命なんじゃないか」

 こう、小池晃氏は語ったというのだ。

 なんという傲慢なもの言いであることか。

 こんなことを言っているようでは、とても国民の支持を得られない。

 本気で野党連合を目指しているとは思えない。

 野党連合は、共産党の党勢拡大の、いや劣勢挽回の、方便に過ぎない事を認めているようなものだ。

 そんなことよりも、もし共産党が本気で憲法9条を守りたいというのなら、いますぐ党利党略を捨てて、憲法9条の下に社民党と結集して国民的な護憲政党をつくるべきだ。

 消えゆく運命にある社民党も、もはや選択の余地はない。

 憲法9条の下にあらゆる護憲勢力と結集するしかない。

 新党憲法9条は、憲法9条を願う国民政党づくりのためなら、捨て石になる覚悟で立ち上がった政党である。

 いまこそ、憲法法9条のもとに、平和を願う国民の受け皿になる新党が必要な歴史的な時である(了)

 

コメント & トラックバック

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  1. 天木さん、護憲と言われてますが、憲法が制定された40年代中頃と今とでは、社会環境に隔世の感があることはお認めになりますよね。例えば、超高度情報社会になり、プライバシー侵害問題が深刻化している現在です。先般、「共謀罪」が法制化されたところです。その際、それに対して国民が猛反発したのは、その時の政権により都合良く解釈され、何もしてないのにお前らは共謀してると罪状が捏造される可能性が大になると、過去の歴史を振り返って将来を予見したからでしょう。あなたとのこうした遣り取りも、政権側に都合悪いと解釈されたら、ハイ「共謀罪」成立で塀の中へでは、お互い困りますよね。ネットワークは完全に監視され、権力支配者は簡単に我々の日常生活を盗聴・盗撮可能な時代です。そこで、国民のプライバシー権保護は、必須です。しかも、喫緊の課題でもある。エドワード・スノーデン氏が世界中に暴露して訴えたのは、正しく米帝による情報支配の現実でした。彼は日本通でもあり、情報ネットワーク網構築のために進行する、米日政権による「共謀」の現実への警鐘まで言及していた。ところが、現憲法にはどこを探してもプライバシー権のプの字もないのですよ。従って、現在の憲法では我々の「生命・財産」は守れないのです。そうした重要な問題に対して、天木さん、あなたはどうお答えになられますか。

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