きょう7月27日の毎日新聞が、ムシャラフ・元パキスタン大統領の、「核使用を検討したが使えなかった」という衝撃的な証言を一面トップで報じた。
インドとパキスタンの分離独立20周年を前に単独インタビューし、その中でこの証言を引き出したという。
確かに、ムシャラフ大統領はかつてそのような発言をしたと報じられ、その事について私も書いた記憶がある。
しかし、ここまで生々しい証言ははじめてだ。
おりから北朝鮮の核保有と核弾頭ミサイル攻撃が現実になろうとしている。
そして、あのトランプでさえも核兵器使用に踏み切れない。
これを要するに、核兵器の使用は、報復の応酬によって被害が甚大となることを思えば、誰も決断できないということだ。
もはやいかなる指導者も冷静になれば核兵器を使用することは出来ないことが証明された。
残る危険性は、指導者が正常でなくなる時だ。
間違って核戦争につながる時だ。
あるいはISのごとき自爆テロに核兵器がわたる時だ。
しかし、そのような理由で核兵器が使われ、人類が破滅するようでは、人類の恥だ。
そうなる前に、核兵器は人類の手で廃絶させなければいけない。
それを本気で言い出し、実現する国は日本をおいてない。
日本にそのような政治家があらわれなくてはいけない。
その政治家こそ、私が新党憲法9条の政治家第一号にさせようと考えている人物である(了)
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