新党憲法9条

憲法9条それは希望

不発に終わる予感がする前川前文科省次官の国会証言

 もうすぐ前川前文科省事務次官の国会証言が始まる。

 果たして安倍首相をここまで追い込んだ加計疑惑のさらなる進展はあるのか。

 私はそうならないような気がする。

 前川前次官本人がすでにそれをメディアで発言しているからだ。

 私が知っている事は既にこれまでメディアですべて語って来た。

 それ以上の新たな事実を語る事はないと。

 真相を究明するなら、私の他に、主要な人物の証言が必要だと。

 その通りなのである。

 野党は前川次官の勇気ある告発を活かせなかったのだ。

 前川次官の告発があった直後に、間髪を入れずに、何としてでも国会証言を求めるべきだった。

 国会をストップしてまでもそれを実現すべきだった。

 野党が決死の告発をした前川次官の骨を拾おうとしなかったから、前川次官は、潰されないために、必死の思いでメディアにしゃべり続けるしかなかったのだ。

 メディアに語るのと、国会で証言するのとでは重みが違う。

 前川次官の告発発言が、すべて、国会ではじめて行われていたら、その衝撃は安倍政権を追い込むのに十分な衝撃だっただろう。

 しかし、もはや皆が知ってしまった。

 おまけに、これも前川次官が語っているように、安倍首相や昭恵夫人や萩生田補佐官など、疑惑の中心人物の国会証言がなされない限り、世論の関心は高まらない。

 そして安倍政権はそのような人物の国会証言には絶対に応じない。

 野党にはそれを実現させる力も覚悟もない。

 前川次官の国会証言は不発に終わるだろう。

 加計疑惑に対する世論の関心も、急速にしぼんでいくだろう。

 こんな事で幕引きさせてはいけないというのは簡単だが、現実は幕引きに向かうだろう(了)

 

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  3. 瀬戸内海を挟んで、広島県呉市と今治市は、向かいあっています。稲田防衛大臣は、7月3日に海自・呉基地を前日から訪れています。江田島市にある海上自衛隊の第一術科学校と幹部候補生学校を視察。自衛隊機も利用出来る大臣が、上空から今治市の加計学園用地の進捗状況をみたり、呉基地の幕僚長から報告を受けるのも容易です。この時期にこれ以外の呉や江田島市を訪問する意味が分かりません。

    防衛大臣をはひ稲田氏に指名した意味は、安倍首相にとっては、カモフラージュしなければならないことがありどうしても必要だったのです。

    呉市、江田島市も、戦前の旧帝国海軍の市で、残っている施設も多いです。

    戦略特区の元小松製作所会長の諮問会議委員が、必要な動物実験も出来ると言い放つ言葉が報告書では印象的です。

    防衛費の研究助成金を、6億円から110億円に増やしたことも、つながります。

    獣医学部を作るのに、研究内容も明らかにされてないのに、動物実験が出てくることで、公開されている会議の報告書以外のことも話されていたと
    普通推測します。

    首相が丁寧に説明する必要があります。

  4. 風子さんはこう書かれました。

    「安倍首相が内心で思っているこの獣医学部の目標、目的が、憲法に触れるようなことでない限り、ここまでごたごたさせた真意がわかりません」

    陰謀論めいてきますが、「生化学兵器、加計」のキーワードで検索するとでてきます。加計学園で生化学兵器の研究の密約があるようです。参考までに。

  5. 自由貿易のチャンピオンでありたいと豪語している首相、輸入畜産品や、乳製品が日本にどんどん入ってくる政策を推進。人口は減少、日本の酪農家や、養鶏家が、増加すると確信しているのだろうか。

    諮問会議のメンバーも、政権の他の政策も視野に入れて、獣医学部の新設について正しい判断したとの重責を担うべきだ。

  6. 前川氏はもちろんそれ以外の参考人の話を聞いていて、安倍首相周辺がこの特区をどうしても作りたかった核心部分を、明らかにしないから

    私たちが聴いていても納得できないのです。

    ただ、世のため人のためになるという確信を持てる獣医学部を作りたいというのであれば、手続きさえきちんとやれば、ずぶずぶの政権の関係のある家計学園だろうが、別の大学でも今治市でもどこでもスッキリした形でできたはずです。

    なぜそれを最初から国会で国民にわかりやすく説明しなかったのか、前川氏の人格否定までしたのですから、その意図や理由が安倍首相と政権にはあるはずです。

    安倍首相が内心で思っているこの獣医学部の目標、目的が、憲法に触れるようなことでない限り、ここまでごたごたさせた真意がわかりません。

    それとも安倍首相の内心が、政権が成立させた共謀罪にでも抵触する問題なのでしょうか。

    まさか、大学の真価の結果結論がでる10年後には別の用途になっていたなんてことはないのでしょうね。常に視野に入れとく問題です。

  7. 前川前次官の骨は新党憲法9条で拾って下さい。天木先生は外務行政のエキスパート。前川前次官は文部科学行政のエキスパート。各省庁出身(現役も大歓迎)のエキスパートに幅広く参加願えれば政党として良い方向に進むと思うのですが。

  8. 午前中の国会中継で同様の印象を持ちました。
    それでは天木さん、どのように本件解決しますか。
    予想屋的な評論は気楽ですね。

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