きょうの各紙が小さく紹介していた。
民進党は憲法のあり方を議論する「第一回対話集会」を8月5日に埼玉県内で開く方針を固めたという。
地方議員や党員、サポーターを対象として、党内の憲法9条改正に関する論議を本格化させるという。
この対話集会に関して蓮舫代表が24日記者団に述べたという。
「憲法は主権在民で、国民の声が第一だ。どういう声が上がって来るか、丁寧に聞きたい」と。
考えられない事だ。
この対話集会が、安倍首相の自衛隊明文化の憲法9条改憲を許さないという決起集会ならまだわかる。
百歩譲って、この対話集会が、今の民進党執行部が安倍首相の自衛隊明文化の憲法9条改憲阻止で一致団結し、それを全国の地方議員や党員、サポーターに周知徹底する集会なら賛成できる。
しかし、どう読んでもこの記事は、いまから議論をし、意見集約を進める集会としか思えない。
安倍首相が自衛隊明文化の憲法9条改憲をここまではっきりと、しかも急ピッチで推し進めようとしているというのに、この期に及んでこんな集会を開くようでは何をかいわんやである。
地方議員や党員、サポーターの間で議論が噴出し、意見集約どころか取りまとめに苦労し、あげくの果てに、やはり民進党は憲法9条ではバラバラだということを、あらためて露呈するだろう。
安倍改憲を助けているのは民進党だと批判されるのがオチである(了)
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