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釜山総領事の帰国命令を「事実上の更迭」と書いた産経新聞

 きょう6月1日の産経新聞に書かれていた外務省の人事記事に私は注目した。

 その記事は、6月1日付で森本康敬釜山(プサン)総領事に帰国命令が発せられ、おなじ6月1日付で道上尚史ドバイ総領事が釜山総領事に横滑りするという、一段の小さな記事である。

 私がその人事記事で注目したのは、その小さな人事記事の中で、産経新聞が次のように書いていたところだ。

 すなわち、「森本氏は今年1-4月、韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦像が設置された事への対抗策として一時帰国していた。政府の方針に異を唱えてたとされており、事実上の更迭と見られる」と。

 やはりそうかと思った。

 と同時に、そこまでやるか、と思った。

 というのも、私は当時の報道の中で、一時帰国させられた森本総領事はあの帰国命令は間違いだと批判的な発言をしていたと言う記事を読んだことがあったからだ。

 その記事を読んだ時、私は、「やはりそうだろうなあ、外務官僚なら、そう思うのは当然だ」という思いでその記事を読んだ記憶がいまよみがえる。

 しかし、安倍・菅政権は、そんな当たり前の発言も許さなかったのだ。

 張り巡らされた情報網で、少しでも批判的な発言をする者を見つけ、容赦することなく首を切る、これが今の安倍・菅暴政コンビのやっている事だ。

 官僚が委縮するはずである。

 こんなことをやっている様では、この国の行政は本当にダメになる。

 もはや、誰でもいいから、どんな手を使ってもいいから、安倍・菅政権を一日も早く倒さなければ日本は危うい。

 そう思わせる産経新聞の人事記事である(了)

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