今年の連休外遊隠しは異常だ。
なにしろ、毎年恒例の大手メディアの外遊報道がまったくない。
政府・外務省の事前公表がなく、二階幹事長や菅官房長官や主幹省庁が、さみだれ式に、しかも直前になって、小声で発表している。
一体、誰が、どの国へ、いつからいつまで外遊するのか。
それを一覧表にして教えてくれるメディアはいないのか。
そう私が書いたのを見て日刊ゲンダイが応えてくれたのかどうか知らないが(そんな事はないだろうが)、きのうの日刊ゲンダイ(4月28日付)が教えてくれた。
なんと大臣11人が北朝鮮の危機にもかかわらず一斉に外遊するというのだ。
外務省に至っては岸田外相以下副大臣全員が外遊するという。
しかもその行く先が不要不急の無駄なものばかりだ。
私がその日刊ゲンダイの記事で驚いたのは、稲田防衛相の外遊がなかったことだ。
稲田防衛相はベトナム、タイに外遊する事になっていなかったか。
大手新聞ははやばやとそう書いたのではなかったか。
ところが日刊ゲンダイの記事では、国内で待機する、となっている。
日刊ゲンダイが外務省に問い合わせても、回答はなかったという。
これは一大ニュースだ。
取りやめの理由は何か。
そして、誰が、どういう判断で取りやめさせたのか。
外遊したかったはずの稲田防衛相が、自らの判断で取りやめることはあり得ない。
防衛省内で何が起こっているのか。
いまこそ大手メディアは調査して書くべきだ。
面白い事がわかるはずである(了)
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