歴代首相の中にはろくでもない首相も多かったが、その中でもこれほどホラを吹き続けるろくでもない首相はいなかっただろう。
しかも、私的な会話におけるホラではない。
経済・外交といった国民の暮らしと生命に直結する国の政策につてのホラである。
その安倍首相が、きのう4月23日、厚かましくも、「救う会」の国民大集会に出席して、拉致被害者家族会の前で大ホラを吹いたらしい。
拉致問題は私が司令塔となって必ず解決する、拉致被害者とご家族が抱き合うまで私の使命は終わらない、と大見得を切ったというのだ。
これ以上のホラはない。
トランプと一緒になって北朝鮮と戦争をしようとしている安倍首相に、どうして拉致被害者を助ける事ができるというのか。
誰が考えてもあり得ないことだ。
まだあの小泉純一郎の方がましだった。
自分の手柄に目がくらんで拉致被害者の命を軽くみたり、ブッシュの米国に脅かされて腰砕けに終わったけれど、少なくとも平壌宣言をつくって日朝国交化との一括解決を目指した。
安倍首相は、その足もとにも及ばない。
横田早紀江さんはそろそろはっきりと言ったほうがいい。
安倍首相では拉致問題の解決は無理だ。
はやく新しい政権に代わって仕切り直してもらたい。
我々には時間がないからできるだけ早く新政権が出来て欲しいと。
もちろん、それは政権交代でなくてもいい。
安倍首相の率いる政権でなければ、どんな政権でもいい、という事である(了)
拉致被害者帰ってきそうな気がします。トランプにとっても習近平にとっても金正恩にとっても外交交渉の手柄になるのだから。ただし弱り目の安倍がここに絡むと大枚の経済援助を要求されると思います。当然、本来なら払わなくてよいお金を。勿論被害者返還にあたってはお金など二の次ではありますが、レームダック寸前の政権にとっては起死回生の一策でしょう。肝心なのはこれを政権浮揚策とさせないこと、血税を死に体政権の延命策に使わせないこと、先手を打って、アベ以外の政権であれば足元をみられず済む、という認識を広めることと思います。