小泉元首相が小池百合子にエールを送っているのは間違いない。
そして小泉元首相はついに「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」という組織の顧問に就任して、国民運動を起こすと宣言した。
おりから東京都知事選に向けて安倍首相と小池百合子東京都知事の対決が鮮明になりつつある。
そんな時に安倍・小池・小泉会談が発覚した。
いよいよ、安倍政権に対抗する小池・小泉連合が始動する。
そうなれば面白いと私は期待を込めて書いた。
しかし、きょう発売の女性セブン(5月4日号)の記事を見て、私は考え方を変えた。
もはや小泉元首相はみずから政治には関わらないだろうと確信した。
新聞広告の「小泉孝太郎、進次郎が見守る父の最後の恋」という見出しに惹かれて女性セブンを買ってその記事を読んでみた。
女性セブンの独占スクープに敬意を表して、その内容はここでは書かないが、小泉氏には、もはや政治に関わるような野暮なことをするよりはるかに充実した残された人生があるということだ。
それにしてもつくづく思う。
あれほどやりたい放題して政治を壊し、日本を壊し、そして安倍首相をつくって、その政治と日本を極限まで壊した張本人が、あとは一切関係ないと言わんばかりに最後の恋を楽しむ。
これほど羨ましい人生はない。
これほど、いい思いをして人生を勝ち切り、そして逃げ切った男はいない。
悔しいけれど、馬鹿正直の私には逆立ちしても真似のできない人生だ。
しかし、あまりにも身勝手であり、無責任だ。
そんな人生に満足しているとしたら、男としては淋しいと思う。
やはり私は島木健作の赤蛙のような生き方を好む(了)
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胡散臭い「原発ゼロ」(←日米原子力協定の縛りよって、日本単独での原発廃止は不可能)と胡散臭い「自然エネルギー」(←通常の化石
燃料より割高で、環境破壊も大きい。電力会社間での名称「クズ電」)を掲げて登場したダブル胡散臭い男:小泉純一郎元首相。
北朝鮮から拉致被害者家族を取り戻してくれたことには大いに敬意を払うが、それを加味しても胡散臭さが勝つ男:小泉純一郎元首相
。
日本国民にとっての「良い小泉純一郎氏」とは、「活躍しない小泉純一郎氏」だと思う。
奇しくも、郵政民営化の小泉氏、今日は日本郵政の株が一時急落のニュース、2016年度の営業利益が日本郵政の国際物流事業で買収した豪州のトールホールディングスが、毎年償却する200億円より少ない営業利益ではお先真っ暗なのです。
そしてバトンタッチしたのが、戦争妄想の安倍首相ときたものです。事実の経験や論理によっては容易に訂正されることがない、根拠のない主観的な想像や信念で突き動かされた首相です。
それこそ共謀罪には、国策ですることを反対運動するなら容易に捕まえることができる仕組みになっているし、相談してる場に内部告発をする人を潜り込ませることなど自民党が長い間やってきたことです。
印象操作した仮想敵国より、今日本自身が危険な国に変ぼうを遂げようとしています。
今日園遊会が開催されていました。安倍首相はなんで数日前に、大々的に花見の会をする必要があるのでしょうか。安倍夫婦は日本国で一番偉い人と思い込んでいるし、そのおだてが大好きなのでしょう。
普通の感覚の人が政治をしなければ、日本の将来は不安です。