きのう4月6日の産経新聞が書いた。
政府は辺野古埋め立ての最初の作業にあたる護岸工事に今月中旬着手することが5日分かったと。
翁長知事が着工を妨げるための対抗策を打ち出すことは極めて困難な見通しだと。
翁長知事は工事差し止め訴訟と、判決がでるまで工事停止の仮処分を求める事を検討しているが、訴訟は成立せず、仮処分が認められる可能性も低いと。
日米両政府が平成8年4月に普天間飛行場の返還で合意してから21年で普天間飛行場移設は最大のヤマ場を迎えると。
この記事は深刻だ。
もはや辺野古工事は止められない。
「最大のヤマ場を迎える」とは、「辺野古移設問題は終わる」という事である。
残念ながら私もそう思わざるを得ない。
それにしても不思議なのは、なぜ野党党首が動かないかだ。
翁長知事がついにデモに参加し、最後の戦いに臨もうとしているのに、共産党の志位委員長や蓮舫、福島瑞穂、小沢一郎といった野党の代表たちが、なぜ先頭に立って翁長知事を支えようとしないのか。
辺野古阻止の先頭に立とうとしないのか。
あれほど安倍暴政阻止のために野党共闘を叫んでいるというのに。
そして辺野古強行こそ、対米従属の安倍暴政の極みであるというのに。
私には理解できない。
野党のこれまでの辺野古移設阻止反対は一体なんだったというのか(了)
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