新党憲法9条

憲法9条それは希望

絶望的なトランプのシリア政策の転換

 トランプの愚策の中でも、この愚策は最悪だ。

 シリアのアサド大統領の退陣よりも、過激派組織「イスラム国」の打倒を優先する政策へ転換したというのだ。

 これでシリアの状況は底なしになった。

 シリアの反体制の中には、さまざまなグループが混在している。

 「敵の敵は味方」状態だ。

 しかし、その中でも、アサド独裁に命がけで立ちあがったシリア国民の組織こそ、本当の反体制派だ。

 シリア民主化の中心となるべき組織だ。

 その人たちが、プーチンに迎合するトランプによって潰されようとしている。

 これではシリアの和平はあり得ない。

 パレスチナと並んでアラブの不正義はますます放置され、テロがなくなることはない。

 中東情勢は悪化の一途をたどるだろう。

 行き着くところまで行くしかないと悲観的にならざるを得ない(了)

コメント & トラックバック

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 天木様こんにちは 、こんな記事もありますよ、ヒラリーはロスチャイルドの子分であり大資本家が国家を乗っ取り、大資本家のための世界地図を描く、TPPも中東支配もその一環。それに対してトランプ政権が誕生、反グローバリズム。EUのメルケル、オランドは大資本家の傀儡。世界は今大資本家であるNWO(新世界秩序)と国を守り国民を考える政治家との戦いであると思われる。このコメントは掲載されなくて結構です。最後に私はトランプ、プーチン、ドテルテを指示します。

    以下転載

    ヒラリーは公務の通信に個人用の電子メールを使っていたことが発覚、機密情報の取り扱いに関する法規に批判した可能性があり、また、そうした情報をきわめて軽率に扱っていたことをFBIも認めたのだが、それでもジェームズ・コミーFBI長官は昨年7月5日、不起訴の勧告をしたと発表している。

    その電子メールをヒラリーは消去していたので中身を確認できないことをFBIは理由しにしていたが、NSAの内部告発者であるウィリアム・ビニーも指摘しているように、NSAは全ての電子メールを記録しているので消去されてもFBIがその気になればメールも入手できる。しかも、消したはずのメールがWikiLeaksなどによって公表され、ヒラリーは頻繁にリン・フォレスター・ド・ロスチャイルドと連絡を取り合っていることも判明した。

    本来なら大きな問題になる事実が明らかになったのだが、それをオバマ政権、民主党、有力メディアなどは「ロシアのハッキング」、さらに「ロシアの選挙戦介入」という話を作り上げ、証拠を示すこともなく叫び続けてきた。問題をすり替え、トランプ攻撃の使ってきたわけだが、そうした「幻術」が崩れ始めた可能性がある。

  2. 天木様何時も読ませていただいています。60代男です、大分前にコメントさせていただいた事があります。今回、シリアに対するトランプの政策がアサド政権打倒からIS打倒に変わった事への愚策と天木氏は書かれています。私は全くその様に思いません。アメリカのオバマ政権とヒラリーがリビヤでやったこととエジプト等でおこった革命を裏でCIA等を使い政権転覆を謀っているのではないですか。ISやアルカイダの傭兵を雇っているのはサウジアラビヤ等の有志連合なのではないのですか。アメリカやEUの言うことを聞かないアサド政権を転覆するために色々な形で支援しているのではないのですか。それに対してロシアがアサド政権を守り、ISやアルカイダに対抗しているのではないですか、トランプもその流れを充分に分かっているので、今回の変更になったのではないですか。アメリカによる他国への介入をトランプ政権ではやらないと前から言っていました。私はそう思いますが。乱筆乱文失礼します。他のことは同意できることが多いので頑張ってください。応援しています。

コメントは承認後に公開されます

*
*
* (公開されません)

Comment On Facebook