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森友疑惑問題の主犯は昭恵夫人より安倍首相本人である

 今度の森友疑惑問題の核心部分は、官僚たちが安倍昭恵夫人に「忖度」して、国民の血税からなる国家予算をオトモダチに不正、不公平に執行したことにある。

 だから国民がここまで怒ったのだ。

 しかし、それは何も森友学園に対してだけではない。

 すでに様々なところで報道されているが、今日発売の週刊新潮(4月6日号)があらためて書いた。

 昭恵夫人の口利き疑惑は森友学園だけではないと。

 安倍首相と40年来の旧友である加計孝太郎理事長の加計学園が、愛媛県今治市で運営する岡山理科大学の獣医学部の新設承認も、昭恵夫人が文科省に問い合わせした疑惑が浮上していると。

 外務省の資金協力をもとに「日本国際民間協力会」なるNGOがアフリカで行っているエコ活動もそうだと。

 そして永田町の関係者の言葉を借りて次のように書いている。

 「昭恵さんの口利き案件を小さいものまで含めれば、全省庁にわたるほど膨大な量になる。さすがの安倍総理もそれらが次々に明るみに出れば抗し切れない・・・」と。

 つまり、いくら籠池理事長を葬り去っても、昭恵夫人の勝手な行動が安倍政権を追い込むと言っているのだ。

 しかし、昭恵夫人だけを悪者にするわけにはいかない。

 全省庁がここまで昭恵夫人に「忖度」した原因は、安倍首相と菅官房長官の官僚人事の私物化にあるからだ。

 いつの世も、官僚は時の政権の意向を「忖度」して仕事をする。

 予算の使い方を捻じ曲げる。

 しかし、ここまですべての省庁が「忖度」するようになったのは、安倍・菅暴政コンビが、本来ならば公平、公正であるべき官僚人事を、あまりにも恣意的に行って来たからだ。

 いう事を聞くものを重用し、逆らうものを排除する。

 これまでのどの政権よりも露骨で個人的な信賞必罰人事だ。

 出世が全ての官僚たちは、競い合うように「忖度」に明け暮れ、安倍・菅官房長官の機嫌を取るため昭恵夫人の口利きに終始したのだ。

 責任は、昭恵夫人もそうだが、むしろ安倍首相本人にあるのだ。

 私も妻も、もし関与していたとしたら、首相はおろか政治家まで辞めると啖呵を切った安倍首相だ。

 悪あがきせず潔く引責辞任するしかない。

 もちろんあの悪家老の菅官房長官も道ずれにして(了)

コメント & トラックバック

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  1. <私も妻も、もし関与していたとしたら、首相はおろか政治家まで辞めると啖呵を切った安倍首相だ>
    と有りますが、アベは息をするほど嘘をつく男として有名です。それを今まで国会も国民も許してきたし、メディアも知らん顔で批判もしないで逃げていたのですから、今までの学習から、もう、アベにとっては嘘、事実の問題でなく、ただカッコよく喋っただけで、今までの学習から嘘であろうが、日本国民は何もアベに罰を与えないことは承知の上だと思います。又、以前麻生が言った様に、ナチスの真似をして自信をもって嘘を訴えればドイツ国民より程度の低い日本国民など赤子を扱うに等しいと考えていると思います。

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