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見事に裏目に出た安倍首相の対韓国慰安婦外交

 これから書くことは私の意見ではない。

 安倍首相の御用新聞である読売新聞が、きょう3月9日に書いた日本の対韓国外交に関するスキャナーという特集記事の要約だ。

 御用新聞でさえもこう書かざるを得ないのだ。

 それほど否定できない真実なのだ。

 すなわちその記事は要旨こう書いている。

 釜山の日本総領事館前に慰安婦少女像が設置された事に抗議して日本政府が長嶺駐韓大使を一時帰国させたまではよかったが、少女像の撤去は進まず、長嶺大使の帰任はいつまでたってもできそうもない。そんな中で北朝鮮がミサイル4発を同時発射した。いまこそ日韓連携の重要性が高まっているのに対応できず、与党内にも懸念が出始めた。韓国も同様だ。日韓とも悩まし。韓国政府内では日韓関係の修復に米国の仲介を期待する声もある。

 読売新聞のその記事は、最後のくだりでわざわざ「韓国政府内の声」と書いているが、日本政府内でも同じ思いに違いない。それを韓国政府に代弁させて書いているのだ。

 安倍外交が無策なのは対中国外交だけではない。

 対韓国外交もまた完全に行き詰まっている。

 安倍首相と安倍首相に人事を握られて全面服従して来た外務官僚は、これまで積み上げられた日本外交を完全に壊してしまった。

 その責任は大きく、深刻である(了)

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  1. 中国の王毅外相が、記者会見で日本との関係を聞かれたのに対して、「日本は心の病を治すべきだと」「いつまでも以前のままの中国ではない。今あるべき中国を認めるべきだ」と述べました。今から十五年前に日中友好三十周年には、私の周りでも、多種多様なそれぞれの趣味の会を通して、普通の人たちが北京や上海に行って友好を深めていました。

    15年の間には、中国と韓国に対する、今問題になっている団体の存在が大きいようです。それに東京都の問題だけでなく、その団体に入っている石原慎太郎の尖閣諸島への動きもそうでしたが、マンガの世界のように悪者を仕立てて、懲らしめようとすることで拍手喝采を浴びて、団体を大きくして維持する手法を取ったのです。普通は政治がそれを正すのが当たり前ですが、地方政治から国政まで、その組織が浸透してびっくりするほど会員になっているのです。

    森友学園の国会の首相の答弁を聞いていると、私も首相と夫人には臨床心理士のカウンセラーが必要だと思っていました。

    先進国に入っている日本に、大人の対応の外交が必要なのですがそれができていないのは残念です。首相夫人とケネディー大使や自民党大臣夫人も参加して、韓国大使館内のキムチパーティーをした後に合意された慰安婦問題は、その場しのぎの合意だからこそ、問題が再燃するのです。、

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