久しぶりに本腰を入れて国会中継を見た。
そして国会の劣化ぶりにあらためて衝撃を受けた。
こんな国会ならなくしたほうが国民の為だ。
まず驚いたのが政府の答弁のでたらめぶりだ。
稲田防衛相や金田法務相のでたらめ答弁に、でたらめ安倍首相が助け舟を出していた。
これはお笑いだ。
かつてなら野党は首相に答弁を求め、首相はどんと構えて担当大臣に答えさせていたのに、その逆が起きている。
総理の答弁など聞きたくない、引っ込んでいろというわけだ。
それでも安倍総理は私に答えさせてくれとしゃしゃり出る。
そしてその答弁がさらに支離滅裂だ。
本物のお笑いだ。
次に驚いたのは与党政党の八百長質問だ。
いつものことながらこれは質問時間の無駄だ。
公明党は安倍政権と連立を組んでいるからまだわかるが、野党の日本維新の会の八百長質問は、まったく不要だ。
質問というより、自分のどうでもいい意見を国会の場で開陳しているのだ。
ひるがえって、野党第一党の民進党の質問は、民進党の矛盾を見事に象徴している。
自民党と同じ体質の議員の質問は、安倍首相を決して追い込むところまではいかない。
その寸どまり感ほどイライラするものはない。
その一方で、口を極めて政権批判する議員は、安倍首相を追い込むというより、権力批判で自らを売り込もうとする意図が見え見えだ。
これほど不快な事はない。
唯一、まともな野党は共産党だけだ。
いっそ質問はすべて共産党議員にやらせたほうがいいと思えるほどだ。
しかし、共産党が何を言っても相手にされない。
そして、その共産党すらかつてのような厳しさはなくなってしまった。
その他の野党はもはや無きに等しい。
日本の将来を左右する日米首脳会談の直後の国会審議がこれだ。
国会審議の花形である衆院予算委員会の、しかも集中審議という最も重要な国会審議がこれだ。
かつてなら、ここまで支離滅裂な安倍内閣の答弁なら、ただちに国会ストップ、解散・総辞職ものだが、まるで緊張感はない。
審議が終われば笑顔さえ見られる。
これが今のこの国の政治の現実だ。
与野党の政治家たちが政治という閉ざされた業界の中で、政治家の特権を分かち合い、国民の税金を浪費している姿がここにある。
政治家は偉い人たちだ、その偉い人たちが難しい政策論を戦わす国会とはなんだか立派なところだ、近寄りがたところだ。
そう考える国民は多いに違いない。
しかしそんなことはまったくない。
むしろ逆だ。
政治家と、その政治家が集まって不毛な議論を繰り返す国会は、この国の最悪の不良資産だ。
民間企業ならとっくに潰れている。
それでも決してつぶれないのだから、東電や東芝よりたちが悪いということである。
集中審議は17日の金曜日にもまた行われるという。
二度と見る気はしない(了)
国会議員も国民もサイコパスの首相に振り回せれている間に戦後でもっとも夢も希望もどんどん失わrたていきます。
北方領土4島の周辺の無人島5島にロシアが命名。ロシアは2国間関係の動きは高く評価しているが、クリル諸島はロシア連邦の領土であり続ける。(ぺスコフロシア報道官)。昨年12月のプーチン訪日の騒ぎがむなしいです。
日米の首脳会談で日本の一層の対米従属と、米軍基地化の固定強化に危機感と一矢報いたのでしょう。日本の基地から韓国にオスプレイが向かったり、戦闘機の日本配備も進んでいることなど周辺国も日本中の米軍基地化に反発するでしょう。
安倍栄えて(口先うそを平気で言えるから、まさに裸王様気分)国滅ぶ。国民に使われるべきものを、大盤振る舞いで使い、今の子どもたちが大人になり社会を作る時には、アジア諸国に日本へのODAをお願いすることにならなければよいのですが・・・・・。
一連の安倍政権の政策は日本再生に必要になるので、つぶさに記録する必要があります。