今日の各紙を見ると、今度の核不拡散条約再検討会議において合意が見られなかったのは、すべてロシアの責任であるかのような報道ばかりだ。
ロシアのウクライナ侵攻が始まって以来のメディアの一貫したロシア叩きだ。
そこまでは驚かない。
私が心底驚いたのは、岸田首相がそれに輪をかけたようにロシアを名指しで批判した事だ。
今日の各紙が一斉に報じている。
岸田首相はきのう27日、公邸からオンラインで記者団の取材に応じ、次のように述べたという。
「ロシア一カ国の反対により、コンセンサスが成立しなかったことは極めて遺憾だ」と。
「責めはロシアが負うべきで、NPT体制の問題ではない」と。
事実に反して、ここまでロシアを名指しで批判し、悪者にする。
日本の首相として、考えられない異常な発言である。
プーチン大統領がこの発言を見逃すはずがない。
日ロ関係は後戻りできないほど悪化する。
それにしても、この岸田首相のロシア批判は異常だ。
まるで岸田首相はゼレンスキーになってしまったごとくだ。
もはや岸田首相は岸田首相で亡くなり、完全な米国の操り人形のようだ。
そう考えればすべてに合点がいく。
いち早く安倍首相の国葬を決めて発表したのも米国の命令ではないのか。
国民の大多数が反対しているのに変えようとしないのは、自分では変えられないからではないのか。
我々が戦う相手は岸田首相ではない。
その背後にいる米国だ。
来年の広島サミットでは、原爆を投下した米国の罪を不問にしたまま、欠席裁判で、すべてはロシアの核の脅しが悪い、ということにするつもりだ。
その前に、何としてでも岸田政権を終わらせなくてはいけない。
広島サミットの議長は、別の首相にさせなくてはいけないと思う(了)
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