週刊文春の先週号(7月2日号)が「捨てられた血税1800億円 安倍『亡国のイージス』当初から迎撃不能 防衛省秘密文書」という見出しの衝撃的なスクープ記事を書いた。
その記事は、一言で言えば、安倍首相がトランプ大統領から買わされた陸上イージスはミサイルを撃ち落とせない欠陥装備だったというものだ。
詳細な説明資料なく、カタログを見ただけで買わされ、後でその欠陥ぶりに気づいたという衝撃的な事実を、週刊文春は極秘資料を入手してすっぱ抜いたのだ。
その衝撃は計り知れない。
その事を私は6月25日のメルマガ第352号で書いた。
野党はこの週刊文春の記事に基づいて国会で安倍政権を徹底追及しなければいけないと。
そう思っていたら、きょう7月2日発売の週刊文春(7月9日号)が、第二弾の記事を掲載した。
すなわちその記事によると、河野防衛相がさっそくその日(6月25日)の夜のBS日テレ「深層NEWS]に出演し、週刊文春の記事は間違いだと否定したというのだ。
防衛官僚も火消しに奔走したというのだ。
そして、きょうの週刊文春のその記事はこう断じている。
僭越ながら「河野大臣の発言は間違いです」と。
そして元防衛相経験者や元自衛隊幹部を実名入りで続々登場させ、河野防衛相の間違いを指摘させている。
そして、その記事をこう締めくくっている。
「国よりも面子を守る資料作成を命じられるなど防衛官僚の本意ではないはずだ」と。
おりから敵基地攻撃を可能にする我が国の防衛大綱の変更が9月末までに急いで作られようとしている。
これを許しては日本は永久に米国の戦争から逃れられなくなる。
野党は週刊文春のスクープ記事を生かして安倍政権に退陣を迫るべきだ。
政局ばかりに明け暮れることなく、政策論争で安倍政権を倒すことを目指さなければいけない(了)
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