バッハ会長がマラソンは札幌でと言った事について、小池百合子東京都知事が、「涼しいところがいいなら、安倍首相らが『平和の祭典を北方領土で』と呼びかけて見るのはどうか」と発言したらしい。
この発言は、「青天のへきれき」に驚き、失望し、怒った小池百合子氏が、東京都知事としての意地から、皮肉を言った言葉だととらえられて報じられている。
おそらくその通りだろう。
そして小池百合子氏自身もそこまで気づいていないだろう。
しかし、この言葉こそ、安倍首相がプーチン大統領に投じる北方領土問題に対する剛速球になり得る言葉だ。
もはや北方領土は、安倍首相の外交失態で、完全にロシアの領土になってしまったごとくだ。
そんな閉塞の中で、待ったをかけるのがこの言葉だ。
もし安倍首相が本気でそう要求するならプーチン大統領は断れないだろう。
涼しいところを希望するバッハ会長は歓迎する。
選手たちは行く事の機会のない北方領土に行けるから大喜びだ。
東京都との往復旅費と宿泊費を日本政府が負担すれば、マラソンチケットを手にした観客に不満はない。
北方領土の受け入れ準備はいまから日本政府が始めれば十分間に合う。
何よりも北方領土に日本政府関係者が準備の為に長期滞在する事によって、一方的なロシアの領土権主張に、待ったをかけられる。
安倍首相は小池百合子氏の皮肉発言に感謝すべきだ。
小池百合子氏が思いつかなかったことを即刻、実施に移すのだ。
いますぐプーチン大統領に電話すべきだ。
それが出来ないようでは首相の権限は宝の持ち腐れだ。
外交の安倍が泣く(了)
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