最近の文在寅韓国大統領には失望させられることが多い。
右翼と一緒になって反日が激しいと批判しているのではない。
生ぬるいから失望しているのだ。
反日が生ぬるいと言っているのではない。
南北融和の動きが生ぬるいと言っているのだ。
南北融和を進めるなら、なぜ米国との軍事演習を続けて、金正恩委員長に非難されるような真似をするのだろう。
南北融和を進めるなら、北朝鮮を仮想敵国とする米韓合同軍事演習を止めろというのは、金正恩委員長の言う通りだ。
そして文在寅大統領がもっと生ぬるいのが南北統一のロードマップだ。
きょうの各紙が報じた。
文在寅大統領はきのう8月15日の、日本の植民地支配からの解放を記念する式典でこう語ったという。
遅くとも2045年までに朝鮮半島の統一を実現すると。
その前に、2032年に、ソウルとピョンヤンで五輪の共同開催を実現すると。
あまりにも遅すぎる。
2032年はいまから13年後だ。
生きているかどうかわからない。
2045年に至っては、生きていないことは確実だ。
もちろん私のことだが、文在寅大統領さえどうなるかわからない。
生きているうちに実現してこそ意味がある。
そして、南北朝鮮の統一もいいけれど、まず南北融和の実現だ。
その第一歩としての朝鮮戦争の終結宣言だ。
なぜいますぐ、それをやろうとしないのか。
それが実現すればすべてが動き出す。
トランプ大統領のご機嫌取りを安倍首相と競ってどうする。
せめて安倍首相より先に米国との軍事同盟から決別し、安倍首相の目の前で朝鮮戦争の終結宣言を実現したらどうか。
そうすれば、安倍首相が逆立ちしても貰えないノーベル平和賞を先に手にすることができる。
絶好のチャンスであるというのに、その対応があまりにも生ぬるい。
どうしたのだろう(了)
Comment On Facebook