こんな有志連合はうまくいかないだろう。
報道される米国の意図を見てそう思った。
あまりにも虫が良すぎるからだ。
米国の負担を軽減するために、自国の船は自国で護れという。
それでいて、米軍は指揮権と情報収集を統制するという。
指揮権はまだいいとしても、情報まで統制されたら、偽情報で踊らされることになる。
しかも、有志連合の後ろに隠れて、米国はイランとの直接の衝突を避けるという。
一石三鳥だ。
こんな有志連合に参加する国の顔が見たい。
おそらく米国の言いなりになる中東の湾岸諸国ぐらいだろう。
そう思っていたら、中国が参加してくるだろうという。
一帯一路のために地域の安全は不可避だからだという。
自国の船舶護衛を口実に中国海軍を展開させ、中東でのプレゼンスを向上させる狙いがあるという。
こんな中国の参加を米国が許すはずがない。
しかし、断れば、この有志連合の正体がばれることになる。
もし米国と中国が有志連合の参加問題で争うようになれば、有志連合構想そのものが吹っ飛ぶことになる。
こんなバカげた米国の思いつきの有志連合に振りまわされる日本はピエロだ。
すべては対米従属のなれの果てである(了)
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