もしトランプ大統領と安倍首相の関係が本物の友情関係に育っていたとすれば、これはトランプ大統領の安倍首相に対する最高のプレゼントになるのではないか。
そう思わせるような記事を、きょう5月30日の朝日に見つけた。
すなわち、イラン政府が近隣国に、「原油制裁が緩和されれば対話に応じる用意がある」と伝えていたことがイラン政府関係者への取材で分かったと。
ロウハ二大統領もまた、29日、「不当な制裁を解除すれば(交渉への)ドアは開かれている」と述べたと。
これらの動きは、日本で日米首脳会談が行われた後に出て来た動きだ。
私が安倍首相だったら、この動きを知って、すかさずトランプ大統領に電話する。
6月中旬にイランに行くから、その時までにイラン原油の禁輸制裁を一部緩和するという決断をしてくれないかと。
少なくとも日本のイラン原油継続だけは認めてくれと。
そして、その米国の決断を私がイランに行くまで秘密にしておいて、私がイランを訪問した時に私からロウハ二大統領に言わせてくれと。
そうすれば、私はロウハ二大統領から、「トランプ大統領と話し合う用意がある」という言質をとってくると。
そして、私が帰国した直後に、米・イラン首脳会談を電撃発表してくれと。
そうすれば、世界は私が米国とイランの仲介に成功したと思うだろう。
その事は、私にとって夏の選挙に勝つ最大の援護射撃になると。
いまや安倍・トランプの関係は、お互いに、選挙に勝つために協力し合う仲になった。
そしてその仲は、今度のトランプ大統領の令和初の国賓訪日でさらに深くなった。
トランプ大統領のことだ。
ひょっとして、安倍首相のお願いにあっさり応じるかも知れない。
しかも、トランプ大統領はボルトンと違って本当は戦争などしたくないはずだ。
そう考えていくと、米・イラン仲介のための安倍外交は世界があっと驚く成功になるかもしれない。
私が安倍首相だったら、全力を傾けてトランプ大統領を説得するだろう。
果たして安倍首相のイラン訪問はどのようなものになるのだろうか(了)
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